三原村を経て39番・延光寺へ
- 2013/11/18
- 05:58
2013年8月某日。今日も炎暑。遍路宿「安宿(あんしゅく)」で六時に朝食。泊まり客全員が、出立する時に昼食用のお握りのお接待(*)をいただきました。ここから三原村を経て、39番・延光寺へ向かいます。(*)「遍路宿って儲かるんですか」と訊く人がいます。そのたびに、F爺は、あちこちの遍路宿でいただいたお弁当お接待の話をします。梅雨時から真夏にかけては遍路宿に閑古鳥が鳴くことを告げ、「儲けることを第一義に考えていたら出...
足摺岬を経由して「安宿」泊
- 2013/11/17
- 22:18
2013年8月某日。四万十市で日本最高気温の新記録が出た翌日は、土佐清水市の北部の宿を出て西海岸を南下して足摺岬に行き、東海岸を北上してその日の宿「安宿(あんしゅく)」へ行くことにしました。朝早く宿を出て、足摺岬の近くの38番・金剛福寺に着いたのは、11時近くでした。札所の前の通りにバスや自家用車が溢れていて、足摺岬へ通じる遊歩道の辺りにはお盆休みを利用してやって来た観光客がひしめいています。他に歩行者の姿...
41℃の四万十市
- 2013/11/17
- 03:20
2013年、炎暑の8月。窪川を出た日から数日間、友人知己からのメールが相次ぎました。中身は大同小異です。みんな、「F爺さんの足だと、そろそろ四万十市を通るころじゃないか。四万十市は連日40℃を超える猛暑だそうだから熱中症にはくれぐれも気を付けて・・・」と心配してくれています。中村(= 四万十市中心部)を通った時、歩道には人っ子一人いませんでした。立ち寄ったコンビニの店員の話だと、暑さは、「昨日(きのう)、一昨日(...
36番・青龍寺から37番・岩本寺まで
- 2013/11/16
- 22:00
2013年8月某日。「国民宿舎 土佐」で朝を迎えました。爽快な目覚めです。居心地の好い絶景の宿で、美味しい夕食の前と後と二回、大浴場でゆったりお風呂に浸かり、ぐっすり眠れたからでしょう。目覚めてから、前日の午後も半ばを過ぎてから7kmの道を後戻りする羽目になってからのことを反芻します。やれやれ、大変だった。それにしても、この先一週間の宿が確保できて不幸中の幸いだったなあ。栄養不足を解消し、繕い物も済ませて...
36番・青龍寺の後ろの山の上の宿
- 2013/11/16
- 07:00
2013年8月某日。午後六時ごろ、ようやく青龍寺の奥の院への道が舗装路と交わる地点に着きました。F爺は、遍路道を歩いている間は、携帯電話を運転中モード(= ドライブ・モード)にしておく習慣です。着信音も聞こえず、振動もありません。時刻を確かめたときに、「国民宿舎 土佐」から電話があったことに気付きました。何だろう。こちらから電話してみます。予約の時と同じ男の声が心配そうに聞こえて来ました。F爺の到着が遅いの...
お盆休みの宿泊事情
- 2013/11/15
- 09:18
2013年8月某日。今日も無情な快晴。相も変わらず異常な炎暑が続きます。34番・種間寺、閑散として他の参拝者の姿、無し。ただただ暑い。(2012年9月には道路工事のため途中で遍路マークのある道を逸れて歩かざるを得ず見当をつけて小川に沿って進んだのが懐かしい。あの時は、これほどの炎暑ではなかった・・・)35番・清瀧寺(きよたきじ)、閑散として・・・以下同文。(2012年9月には、炎暑だったけれど、A爺さんとの邂逅があった・...
平服の爺様お遍路さん
- 2013/11/14
- 20:03
2012年9月某日。正午を少し過ぎた頃、高知県の真ん中あたり、仁淀川(によどがわ)に架かる橋を渡って土佐市街に入りました。酷暑です(とは言っても、2013年の夏ほどではありませんでした)。昼食時で、歩道には猫の子一匹いません。日陰で休んでお昼の弁当が食べられそうな場所を探してきょろきょろしながら歩いていたのですが、遍路マークに従って角を右へ曲がった所で、別の方向から来てかなり先を行くお爺さんが目に入りました。...