久々にアルザス料理の「塩漬け玉菜(キャベツ)+豚肉数種」
- 2020/10/22
- 19:39
去る日曜日のお昼は、久々にアルザス料理の「塩漬け玉菜(たまな)」を食べました。場所は、50年近いお付き合いのあるG夫人のお宅。もう一人、G夫人のピアノ教師のJ夫人も一緒に招(よ)ばれていました。毎年数回会食をする仲なのですが、コロナ禍のせいで、ここ半年は時々メール交信をするだけになっていました。お二人とも、今は一人暮らしです。アルザス料理の「塩漬け玉菜(たまな)」 は、フランス語ではchoucroute、アルザス語では...
マンステール・チーズに合う白ワイン
- 2019/10/23
- 23:01
yukio君ブログ記事〈マンステール・チーズの博物館〉へのコメント投稿、ありがとうございます。ご質問への返信に代えて、Munsterマンステール・チーズに合うアルザスの白ワインのことを主題にした短い記事を立てることにしました。「味覚・ヨーロッパ」のカテゴリーに分類します。ワインの常識チーズを食べる時には赤ワインを合わせるのが大原則です。例外はごくごく稀ですが、ある所にはあるのです。例外アルザス地方とその近辺の...
ワイン葡萄のPinot blancピノ・ブランとAuxerroisオセロワを賞味
- 2018/10/14
- 17:41
2018年の夏は、F爺の留守中にストラスブールを熱波が襲ったそうです。何月何日から何日続いて最高気温が何度だったのか、詳しいことは聞いていませんが(*)、ストラスブール人が異口同音に「今年の夏は、耐え難い暑さだった」と言っています。(*) F爺がストラスブールにいた七月中旬までは、30~31℃に達する日が二回ぐらいある程度でした。アルザスにしては高温でしたが、熱波とは言えません。F爺合唱団の先週の練習日に、その熱波の...
スイスの某店のゲテモノ海鮮料理:アンケート纏め
- 2018/03/14
- 19:26
ブログ記事〈スイスの某店の海鮮料理は○○で味付けするゲテ物〉でお願いしたアンケートの纏(まと)めをします。コメントをくださったyukio君、「106」さん、S.Sola君、IHさん、チョルスさん、文楽さん、「つまみ食い遍路のR」君、三郎さん、メールなどでご意見をお知らせくださった皆様、誠にありがとうございます。アンケートの質問アンケートの質問は、次の三点でした。[1] 皆様は、コーヒーを調味料として使った料理を食べたこと...
スイスの某店の海鮮料理は○○で味付けするゲテ物
- 2018/03/04
- 18:59
(記事の末尾にアンケートのお願いがあります)スイス連邦が珍法を施行2018年3月1日のスイス関連の国際ニュースの筆頭は、F爺の独断によると、【この日、世界で初めてスイスで、海ざりがに(*)を生きたまま熱湯で煮ることを禁ずる珍奇な法律の施行】です。(*)「海ざりがに」:フランス語で「homardオマール」と言います。「オマール海老」という訳語もあるようです。英語の「lobster」に相当します。フランス語圏では、法案がスイス連...
「菊苦菜」「チコリ」「アンディーヴ」
- 2017/06/29
- 18:17
札幌の三上勝生さんのブログの2017年6月28日付けの記事に、道端の「菊苦菜(きくにがな)」の花の写真が載っていました。花弁の色は、青ですが、幽(かす)かに紫がかっています。英語名chikoryとラテン語の学名cichorium intybusが並べてあって、「薬効」とも書いてあります。ところが、《あれっ、「食用」って書いてないぞ。あ、そうか。日本じゃ滅多に見ること無いから、食べたことの無い人が多いんだ》早速メールを送信しました。...
Carpaccio
- 2016/07/02
- 18:38
元はイタリア料理Carpaccio (カルパッチョ)は、元はイタリア語です。原義と転義があります。近頃の日本で流通しているカタカナ語の「カルパッチョ」は、殆ど転義だけのようです。原義とは「似て非なる」どころではなく、似ても似つかないものです。原義原義の、つまり本物のcarpaccioの材料は、生(なま)の牛肉に限ります。オリーヴ油と塩胡椒にレモンの搾り汁が必須の材料で、parmigianoかpecorinoというチーズを摩り下ろして加え...