「立江川のへら鮒(ぶな)」さんのブログにF爺が登場していた
- 2018/02/06
- 20:43
ある読者の方からのお知らせで、四国八十八箇所の19番札所・立江寺の近くの遍路宿「鮒の里」のご主人が「立江川のへら鮒」というハンドル・ネームで開設しているブログの一ページにF爺の登場していたことが判りました。その記事の日付は、2012年9月13日です。F爺が初めて遍路道を歩いた年のことです。ご主人は、F爺の遍路心得の未熟さを気遣ってくださったようです。引用*****フランスより四国遍路に来た、言語学者の先生 この間...
海沿いの楽しい遍路道
- 2013/11/10
- 02:38
22番・平等寺から23番・薬王寺まで23kmから27kmほどの道(*)は、初めの半分は内陸ですが、田井ノ浜に出た場合、後の半分は海沿いの道です。海の好きなF爺は、迷うことなく後者を選びます。それまでずっと内陸を通っていた遍路道がここで初めて海辺に達するのです。夏ですから、海水浴の出来るのが楽しみで、心が逸(はや)ります。(*) 距離は、コースによって異なります。内陸の国道だけを行くようにすれば短くなりますが、楽しくあり...
遍路苛めの道
- 2013/11/08
- 07:12
2012年9月の遍路道には、「歩き遍路に恨みでもあるのか」と思ってしまうほどの人工の難所が一箇所ありました。順打ちで(= 時計回りで)20番・鶴林寺(かくりんじ)へ登る舗装路です。19番・立江寺(たつえじ)から鶴林寺の登り口までは、田圃(たんぼ)や畑の中を行くことの多い、のどかな道です。行く手に待ち構えている不幸を知らなければ、口笛さえ吹きたくなります。ところが、生名(いくな)という集落の登り口から鶴林寺へ向かって登...
神山温泉を出て猛暑にもめげず
- 2013/11/06
- 07:36
2013年8月某日。神山温泉ホテルの一室で気持ち良く目覚めました。せっかく温泉宿に泊まったのだから、まずは朝風呂です。昨夜(ゆうべ)と変わらない温度の熱めのお湯が嬉しい(*)。ああ、いい気持ち。諸慾を抑え、歩く行(ぎょう)をやっている遍路の分際で何たる贅沢 ! (*) 加熱している温泉の場合、そうとは公表していなくても、天候が安定している時でも時間によって湯温が小刻みに変動しますそれから、ゆっくりと朝食。今朝は、初...
酷暑の中を神山温泉へ
- 2013/11/04
- 02:10
2013年8月某日、午後。日本の事情に疎いF爺ですが、「梅雨時からお盆までの時期には自分の足で歩くお遍路さんが少ないため休業する遍路宿が多い」ということが遅蒔きながら身に沁みて来ました。焼山寺から約4km下った所にある遍路宿「なべいわ荘」が休業中と分かったため、そこからさらに6kmほど下の「神山温泉ホテル四季の里」まで燃えるような暑さの中を歩く羽目になったのです。予めよく調べていればそれなりに覚悟と準備のしよ...
炎暑の焼山寺登り
- 2013/11/03
- 02:35
2013年8月某日。快晴。「さくら旅館」で六時半に朝食。出立の時にご主人がお弁当の包みをお接待で持たせてくれました。朝から強烈な日射し。この分では昨日よりもずっと暑くなりそうです。山道には自販機がありませんから、途中のコンビニで飲み物を十分に調達しました。程無く緩やかな上り坂になりましたが、11番札所・藤井寺(ふじいでら)までは舗装路が続いています。昨年、次の12番・焼山寺への登りと21番・太龍寺からの下りで...
遍路道を11番・藤井寺の3km手前まで
- 2013/10/30
- 02:43
2013年8月某日。朝から雨。朝食後、7時に宿の車で出発。車中、前日F爺が「1日に平均50km歩く」と言った時、言下に「そんな話、聞いたこと無い !」と笑い飛ばした宿の主人が訊きます。「今日、50キロ飛ばすんですか」「いや、今日は、鴨島で泊まりますから、30キロとちょっとしか歩きません」からかったつもりなのでしょうか。F爺は、この相手には心を固く閉ざしたままです。F爺と同年輩のお遍路さんの大多数は、1日に20kmから30km...