「黛まどか」: 不思議な登場人物がまた一人
- 2017/12/21
- 19:53
追記 2017年12月31日この記事は、表題を変更しました。前置き東京新聞の「黛まどかの四国歩き遍路 同行(どうぎょう)二人(ににん)」と題した連載記事の2017年9月5日付けのものの主要部分を要約します。要約#####〈午後一時半に「黛まどか」が「おにぎりを頬張っている」ところに、70歳台と見える「おっちゃん」が話しかけて来て、お接待に150円くれた〉〈「黛まどか」が〈その150円は、使わずにお守りにする〉と言うと、「おっち...
「黛まどか」の不自然な「車お接待」
- 2017/12/17
- 20:26
(第一段落の後と記事の末尾と、二箇所に追記があります)(第一段落の後に新たな追記があります)(「宿泊施設情報」の項の末尾に新たな追記があります)「黛まどか」なる人物が2017年に東京新聞に書いていた「四国歩き遍路 同行(どうぎょう)二人(ににん)」と題した連載記事には、虚報とスペイン語に関する誤報(*)に加えて、不可解なことや不自然なことがたくさんあります。2017年9月5日付けの記事も例外ではありません。(*) 追記 201...
「黛まどか」の遍路描写には謎が多い(7)「蚤虱 馬の尿する・・・」
- 2017/12/14
- 18:34
(記事の末尾に追記があります)(記事の末尾に二つ目の追記があります)「黛まどか」が東京新聞に寄稿した連載22回目の遍路記事の引用の最終回です。引用 四記事の末尾にこうあります。*****旅の俳人松尾芭蕉は、(・・・)良い宿、足に合う草鞋、そして風雅を解し分かち合える人と出会うことが出来たら、この上ない悦びだと言う。旅人の願いは時代や国を超えていつも同じだ。*****「黛まどか」が「旅人の願いは時代や国を超えていつも...
「黛まどか」の遍路描写には謎が多い(6)「遍路の原点」談義
- 2017/12/13
- 20:55
「黛まどか」が東京新聞に寄稿した連載22回目の遍路記事の引用を続けます。引用 三*****四国遍路で八十八霊場を巡るようになったのは近世初期になってからのこと。それ以前は修行僧や修験者が海岸の辺地を巡り歩いていた。札所を参拝することは重要だが、札所と札所の間こそ「辺地」であり、修行の場であり、「遍路」の原点である。そこでの一期一会の出会いは、無二の遍路を豊かに彩る。しかし先を急ぐあまり貴重な出会いを逸し...
「黛まどか」の遍路描写には謎が多い(5) 「悲惨な」宿と土佐神社
- 2017/12/11
- 21:29
(「清潔な宿が見つからないって!?」の項に追記があります)「黛まどか」シリーズを続けます。今日の話題は、東京新聞に載った遍路記事の連載22回目のものです。この記事も、F爺の手許に全文はありません。8月2日頃の掲載のはずです。引用 一「黛まどか」は、窪川の37番・岩本寺を打った夜に会った「オランダ人のリサとドイツ人のハンナ」がこう言っていたと書いています。*****「美味(おい)しい料理や良いサービスは求めないから、...
「黛まどか」の遍路描写には謎が多い(4) 似非方言と骨壺
- 2017/12/08
- 21:14
(記事の末尾に追記があります)(二つ目の追記もあります)「黛まどか」が2017年に東京新聞に書いた連載28回目の遍路記事も謎だらけです。その記事の全文はF爺の手許にはありませんが、ある友人が8月9日頃の掲載だったと教えてくれています。舞台は、高知県の西端部、39番札所・延光寺の近くの宿のようです。引用宿の女将さんから聞いた話として、「黛まどか」がこう書いています。但し、文字の色分けは、F爺が勝手に施したものです。...
『星の巡礼』は、自称呪術師の「日記」
- 2017/11/22
- 20:47
追記 2017年12月31日この記事は、表題を変更しました。『星の巡礼』の原題は『ある呪術師の日記』「黛まどか」が東京新聞の2017年8月4日付けの連載記事で孫引き引用しているブラジル人のPaulo Coelhoパウロ・コエーリョの本の題名は、日本語訳で『星の巡礼』となっていますが、ポルトガル語の原題は、それとは似ても似つかない『O Diário de Um Mago』です。 注釈: ポルトガル語の原題原題を細かく説明します。「男性単数定...