カトリック教の退任大司教が35年前に犯した強姦を告白した
- 2022/11/17
- 19:37
2022年11月9日付けのLe Mondeル・モンド紙が第11面の上半分を使ってカトリック教会の腐敗・堕落のことを報じています。今は退任している大司教が35年前に未成年を強姦11月7日、Reimsランス市の大司教Eric de Moulins-Beaufortエリック・ドゥ・ムラン・ボフォール師が、記者会見を開いて、ボルドー市の退任大司教Jean-Pierre Ricardジャン・ピエール・リカール師から届いた書状を読み上げたそうです。大司教は、顔面蒼白だったそう...
カトリックの神父が少年に麻薬を呑ませて強姦
- 2022/11/16
- 00:59
11月15日付けのLe Mondeル・モンド紙が、第17面で、カトリックの神父が少年に麻薬を呑ませて強姦した事件を報じています。要約します。【強姦事件が起こったのは、11月3日から4日にかけての真夜中。場所は、パリの某ホテルの一室。被害者の少年は、15歳】【少年は、夜中に目が覚めたが朦朧とした状態。携帯電話で友人たちに助けを求めた】【少年の友人たちからの訴えで警察が動き、その夜のうちに、そのホテル内で、52歳のカトリッ...
イヌイット人の子供を性的に虐待した廉(かど)で逮捕状を出されているカトリックの僧侶
- 2022/09/18
- 00:47
9月16日付けのLe Mondeル・モンド紙が第15面で「性的虐待の廉(かど)で逮捕状を出されているカトリックの僧侶」のことを報道しています。「Abus sexuel : à Lyon, un prêtre traqué par des Inuits」という題のウェブ版の記事は、定期購読者でない人も4分間だけは読めますが、冒頭部分しか見せない仕様になっています。カナダから件(くだん)の僧侶を「迎えに来た」イヌイット人(*)たちの画像だけは見ることが出来ます。(*) 昔は、イ...
「ソヴェ氏の報告書」(=カトリック教会の少年姦の実態調査報告書)
- 2022/02/12
- 20:14
前置き今日は、記事を二本、掲載します。これが一本目です。未読の方は、当ブログの記事〈フランスのカトリック教会が宗教職者による性的虐待に正面から取り組み始めた〉を先にお読みください。この記事は、その続篇なのです。本文「ソヴェ氏の報告書」フランスのカトリック教会の依頼を受けて「二年半前からフランスのカトリック教会内部の少年姦の実態調査をしている独立委員会」(*)が2021年10月5日に報告書を提出しました。(*) ...
フランスのカトリック教会が宗教職者による性的虐待に正面から取り組み始めた
- 2021/11/10
- 20:15
カトリック教会を揺るがす大ニュースが入ったため、今日は、この特別記事と以前から予定していた記事と二本、掲載します。これが一本目です。本日付けのLe Mondeル・モンド紙の第一面の最上段と第10面の全部と第31面の社説欄を【フランスのカトリック教会が始まって以来の大ニュース】が占めています。同紙のウェブ版では、一日早く、同様の報道をしています。11月2~8日にフランス南西部のカトリック教の聖地Lourdesルルドに集まっ...
性的虐待 : バチカン鳴動して鼠0匹
- 2019/02/27
- 19:46
ブログ記事〈明日からバチカンで「僧職者の犯した性的暴行」を論ずる司教会議〉の続篇です。2019年2月21日から24日までの四日間、カトリック教の総本山・バチカンが「カトリック教の僧職者の犯した性的暴行事件」を議題に据えた司教会議を催しましたが・・・具体的な対策は何も打ち出さないという結果になりました。被害者一同は、失望・落胆しています。理由は、いろいろあります。2019年2月26日付けのLe Mondeル・モンド紙の第8...
明日からバチカンで「僧職者の犯した性的暴行」を論ずる司教会議
- 2019/02/20
- 20:41
2019年2月21日から四日間、カトリック教の総本山・バチカンが「カトリック教の僧職者の犯した性的暴行事件」を議題に据えた司教会議を催します。2月19日付けのLe Monde ル・モンド紙が第七面に大きな記事を載せています。Cécile Chambraudセシル・シャンブロー夫人の署名です。ある枢機卿の免職と「強制還俗処分」夫人は、2018年7月に免職された(*)元・枢機卿のTheodore MacCarrick氏のことから記事を書き始めています。(*) 記事の...