日本が「テルビウムやユウロピウムなどの資源大国」になる可能性
- 2018/04/11
- 18:54
ブログ記事〈稀少金属戦争の時代(= タングステン、バナジウム、アンチモンなどを奪い合う時代)〉の末尾で提示した疑問に希望の持てる答えが出て来ているようです。毎日新聞の「レアアース、世界需要の数百年分」と題した記事の冒頭に、「携帯電話などに欠かせないレアアース(希土類)が、小笠原諸島・南鳥島(東京都)周辺の排他的経済水域(EEZ)の海底に世界需要の数百年分あることが分かったと、東京大や海洋研究開発機構な...
稀少金属戦争の時代(= タングステン、バナジウム、アンチモンなどを奪い合う時代)
- 2018/01/22
- 20:07
2018年1月12日付けのLe Mondeル・モンド紙に稀少金属に関する大きな記事がありました。第12面を全部使っています。「La grande bataille des métaux rares」と題しています。「稀少金属を巡る大戦闘」と訳せます。新聞記者のGuillaume Pitronギヨーム・ピトロン氏が自著を紹介する形になっていて、書名は『La guerre des métaux rares』(稀少金属戦争)です。〈今や希少金属が国家間の争いの鍵を握る時代になっている〉という趣旨で...