東京新聞の取材倫理(続)
- 2020/10/11
- 18:06
今日の二本目の記事です。10月4日付けで「東京新聞の取材倫理」と題した記事を掲載しましたが、ある読者の方が「厚労省で長時間に亙る暴力的な取材をした記者の実名の出ているサイト」のことを知らせてくださいました。記者の実名『デイリー新潮』のサイトに、この件を伝える10月4日付けの記事が載っています。記者の実名を出しています。「中澤誠」というのだそうです。推測〈『デイリー新潮』の報道の時期〉と〈東京新聞の記事「...
東京新聞の取材倫理
- 2020/10/04
- 20:01
前置き今日は、予定していなかった記事を特別に二本掲載します。これが一本目です。今日以降に予定していた記事の掲載は順延します。本文東京新聞のサイトが10月4日6時00分付けで「東京新聞が厚労省に謝罪 記者が取材で暴力的行為」と題した記事を掲載しています。全文を引用します。太字も原文通りです。***** 東京新聞記者が9月、厚生労働省の職員を取材した際、机をたたいて怒鳴るなど暴力的な行為をし、編集局は厚労省に謝罪...
『奇跡の四国遍路』関係者の報道倫理
- 2019/12/29
- 19:10
前置き当ブログの記事〈詐称遍路の妄想本の「本文」に見つからなかった「真っ暗な夜道」〉にKTFNさんがお寄せくださった五通目のコメントへの返信に代えてこの記事を立てます。他の読者の皆様にも、この問題を今一度俯瞰する機会になると思います。本文KTFNさんとF爺の間に、基本的な所で誤解がありました。最初のコメントに「黛まどかに関する記事にはひととおり目を通しているつもりです」とあったため、F爺が何を問題にしている...
小学校二年生の指摘を受けて誤った挿絵を差し替える出版社
- 2018/07/17
- 23:44
2018年7月17日付けの北海道新聞の〈図鑑の毒グモ「間違ってるよ」 函館の小2が指摘〉という記事が目に留まりました。【函館市立昭和小2年の秋山良歩得(ラファエル)君(7)が、危険生物を紹介する児童向け図鑑で、毒グモの挿絵に別の種類のクモを掲載しているのを見つけた。指摘を受けた出版社は重版時の差し替えを約束。秋山君は「(指摘が)合っていたのが分かって安心した。うれしかった」と笑顔を見せている。 秋山君が間違...
誤報を発信した記者などを時事通信が懲戒
- 2018/03/02
- 20:20
ある友人が2018年2月27日付けの中日スポーツの「時事通信、誤報の記者ら懲戒 金子兜太さん死去で」と題した記事を送ってくれました。同様の記事を朝日新聞Digitalも出しています。翌2月28日にはYOMIURI ONLINEも記事にしています。浦島F爺のことですから、《「金子兜太さん」って、有名人らしいけど、誰だろう。下のお名前は、何て読むんだろう》というのが最初の反応でした。各紙の記事の内容は、ほぼ同じです。要約するとこうな...
産経新聞が誤報を削除・謝罪
- 2018/02/09
- 22:01
2018年2月8日付けで、産経新聞が重大な誤報を削除・謝罪しました。F爺は、ブログ記事〈「黛まどか」と東京新聞(5) : 論理の破綻と「摘発」の誤用〉に「むじゃもと」さんから届いたコメントで〈産経新聞が【沖縄で米兵が日本人を救出して事故に遭った】と報道し、そのことを報じなかった沖縄の新聞二紙を激越な言葉で責めている〉ことを知りました。その後、同じ記事に届いたヤンさんからのコメントで〈産経新聞は誤報を犯した〉と...