桃洞瀧(とうどうのたき)まで沢歩き(2) : 水の上を歩く仙人
- 2018/10/02
- 18:43
靴を履いた三人と裸足になったりゴム草履を履いたりするF爺が、後になり先になりしながら、浅い沢を上(のぼ)って行きます。前を行く人がまるで仙人が水の上を歩いているように見えて、幻想的な光景です。《仙人が実在するとしたら、多分、マラソン・シューズだのスニーカーだのは履かないだろう。素足で裸足のF爺のほうが仙人らしく見えるかな》やがて「桃洞分岐」という道標(みちしるべ)がありました。川が二筋に分かれています。...
桃洞瀧(とうどうのたき)まで沢歩き(1)
- 2018/10/01
- 19:41
それまでF爺は行ったことが無かったのですが、秋田県北秋田市にある赤水(あかみず)渓谷は、〈一枚岩の沢(*)が数キロ続く浅い渓流〉で、水量が多くない時には川の真ん中を何時間も渡渉することが出来ると聞きました。(*)「沢」の本来の字体は「澤」です。苗字などの固有名詞では「澤」を採用する人が増えているのを観察しますが、普通名詞の「さわ」は、そうなっていないようです。F爺は、そのうちに普通名詞の場合も「澤」と書くこ...
秋田の見どころ :「鵜養(うやしない)集落」と「伏伸(ふのし)の瀧(たき)」と「岨谷峡(そやきょう)」
- 2018/09/30
- 17:12
2018年の夏、秋田滞在中のある日、子供の頃からの友人B氏の車に同乗させてもらって、秋田市河辺岩見(*)の「秋には紅葉(もみじ)の名所になる所」を訪ねました。(*)「秋田市河辺」は、平成の市町村合併までは「秋田県河辺郡」でした。鵜養(うやしない)集落鵜養(うやしない)は、岩見川水系の一番奥にある集落です。今では珍しくなった茅葺(かやぶき)の屋根が現存する光景を見ると、タイム・スリップしたかのような感慨を覚えます。ど...