「黄色人種」って何? : アンケートの纏め
- 2022/03/18
- 20:04
今日の二本目の記事です。当ブログの記事〈「黄色人種」って何?〉でお願いしたアンケートの纏めをします。コメントでご回答をお寄せくださった生駒瑛斗さん、「106」さん、泉正弘さんメールなどでご意見をお知らせくださった皆様、誠にありがとうございます。アンケートの質問アンケートの質問は、一つだけでした。 ##### 皆様は、上記の 【「黄色人種」という文字列・音列は、なるべく早く死語にしましょう】 ...
「黄色人種」って何?
- 2022/02/27
- 20:23
(記事の末尾にアンケートのお願いがあります)今日の二本目の記事です。「黄色人種」という非科学的な表現を未だに用い続ける日本人が多数いることに気付きました。この文字列の前半の「黄色」には根拠が無く、後半の「人種」は科学が否定して久しいのです。「人種」「人種」については、当ブログの記事〈科学が「人種」を否定して久しい〉をご覧ください。「黄色」「黄色人種」の「黄色(おうしょく)」は、ヨーロッパ諸語からの逐誤...
黒人の胎児の肌の色
- 2022/01/30
- 20:05
緊急に、予定していなかった本日二本目の記事を掲載します。「CNN.co.jp」というサイトに「黒人の胎児を描いた医学イラストが拡散、書籍に掲載される運びに」という記事が出ています。黒人の胎児の肌を「黒いもの」として描いているのです。この絵は、これまでのF爺の経験・知識と矛盾します。F爺は、何度か、生後数日の黒人の赤ちゃんを見たことがありますが、肌の色は「赤ちゃん色」、つまり桃色でした。男の子の性器だけが親の...
望月吉彦先生も〈野口英世の黄熱病に関する研究や論文はすべて「間違い」〉だと
- 2020/05/01
- 18:38
当ブログの二日前の記事〈望月吉彦先生の予測では「Covid-19は日本では大流行しない」〉で紹介した外科医の望月吉彦先生の「ドクターズコラム」というサイトの2020年4月27日の記事〈伝染病を正しく怖がるにはどうしたらよいか?コレラからコロナを考える(1)〉には、〈ちょっと脱線〉という形式で、重要なことが書いてあります。野口英世の高熱病研究は間違い〈人類は多種多様な「感染症」に苦しめられてきた〉という項の途中に〈...
野口英世の肖像が千円札から消える
- 2019/04/09
- 21:35
(前置きの末尾近くに追記があります)長い前置き当ブログの今日の掲載記事は、〈洪水の爪痕の残る大洲を通って内子まで〉一本だけの予定でしたが、急遽、二本目を書くことにしました。今日の日本語のニュースに目を通していたのです。F爺の興味を特に惹いたのは、[1]【数年後に日本の紙幣の図柄が変わり、肖像は、一万円札が渋沢栄一に、五千円札が津田梅子に、千円札が北里柴三郎になる】と[2]【五輪相だとかいう人物が「石巻市(い...
詐欺師・外科医Paolo Macchiariniの失脚
- 2016/10/05
- 20:57
2016年10月5日(水)付けのLe Monde ル・モンド紙が「科学と医学特集」の1~3ページの全面を使って、イタリア人元外科医Paolo Macchiariniパオロ・マッキアリーニ氏の失脚劇を纏(まと)めて報道しています。ウェブ版では10月3日付けの記事ですが、定期購読者でなければ全文を読むことは出来ません。Paolo Macchiariniパオロ・マッキアリーニ氏は、2008年にスペインのバルセロナで「患者自身の幹細胞を加えた人口気管移植手術に成功した...
Olivier Voinnetの場合(続)
- 2016/02/03
- 20:24
ブログ記事「Olivier Voinnet 博士の捏造疑惑」と「Olivier Voinnetの場合」に登場したフランス人生物「学者」Olivier Voinnetオリヴィエ・ヴォワネ氏がまたまたスイスやフランスのメディアを賑(にぎ)わせています。2016年2月3日付けのLe Mondeル・モンド紙「科学と医学特集」ページの第3面の記事によると、EMBO (= European Molecular Biology Organization欧州分子生物学機構)が「2009年にOlivier Voinnetに授与した金メダルを剥...