詐称遍路の嘘と誤用(12) 『奇跡の四国遍路』の出版の主目的は、 「サンティアゴ・デ・コンポステラ徒歩参詣路」の宣伝だった
- 2021/01/08
- 20:03
今日の二本目の記事です。異常な頻度で言及詐称遍路「黛まどか」は、著書『奇跡の四国遍路』で、カトリック教の数ある聖地(*)の一つに過ぎないスペイン北西端のサンティアゴ・デ・コンポステラへの長距離歩き詣でのことに超・頻繁に言及しています。(*) カトリック教の最大の聖地は、言わずと知れたローマです。「ローマ・カトリック教」という言葉もあるくらいです。その他には、有名な所だけでも、フランスの「Lourdesルルド」ポ...
詐称遍路の嘘と誤用(11) スペイン語の単語の捏造語源
- 2020/12/27
- 20:25
詐称遍路「黛まどか」の吐(つ)きまくる数知れない嘘のうちでも、言語学徒として特に赦(ゆる)せないのが【スペイン語の単語「pecadillo」の捏造語源】です。ざっとブログ内検索を掛けてみたら、この捏造語源説を扱った記事が続々と出て来ました。〈「黛まどか」のスペイン語〉〈「黛まどか」はトンデモ訳を引用したのか〉〈「黛まどか」が唱える「ペカディジョ」に対応するものは『星の巡礼』の原文には無い〉〈「黛まどか」と東京...
詐称遍路の嘘と誤用(10) 新書本とFacebook/Instagramの記載の組織的な矛盾
- 2020/12/20
- 19:43
(「見掛けだけの謎」の項に追記があります)今日の二本目の記事です。詐称遍路「黛まどか」の新書本『奇跡の四国遍路』の記載と〈遍路をしていたと称する時期に発表していたFacebookとInstagramの記載〉とは、随所で矛盾しています。組織的かつ体系的な矛盾だと言っても、決して過言ではありません。つまり、少なくともどちらかが嘘に決まっています。そして、どちらも嘘だという可能性さえ大いにあります。これほど大っぴらに、開...
詐称遍路の嘘と誤用(9)「歩き通した」「ひたすら歩いた」という嘘 (結) : 風景描写の欠如
- 2020/12/13
- 20:03
今日の二本目の記事です。「?・詐称遍路の嘘と誤用」シリーズを続けます。詐称遍路「黛まどか」の著作『奇跡の四国遍路』には、歩き遍路にとって重要な行程の風景描写が欠如しているという奇妙な特徴があります。《その行程は、歩かなかったのだろう。例によって例の如く「ワープ」(*)したのだろう》と推定しないと説明が付きません。(*)「ワープ」は、本来はSF用語です。ここでは、「黛まどか」が自著の91ページで二度、「歩き遍...
詐称遍路の嘘と誤用(8)「歩き通した」「ひたすら歩いた」という嘘 (転) : 風景描写の間違いと捏造
- 2020/12/03
- 20:40
(「事実無根のトンネル描写」の項の後に「仙遊寺の参道の描写は不自然過ぎる」という項を追記しました)「黛まどか」の著書『奇跡の四国遍路』(中公新書ラクレ、2018)には、風景描写の途轍もない間違いと捏造が随所にあります。本当に遍路道を歩き通したのだったら、あり得ないことです。この記事には書きませんが、牧野植物園に裏から入る箇所の記載については、当ブログの記事〈牧野植物園に上(のぼ)る短い細道を「急峻な」と形容...
詐称遍路の嘘と誤用(7)「歩き通した」「ひたすら歩いた」という嘘 (承) : 車や電車に乗り放題の上「とんぼ返り」を意図的に誤用
- 2020/11/26
- 19:58
中公新書ラクレの一冊『奇跡の四国遍路』(2018年3月)の著者「黛まどか」は、その著書などで、四国の歩行者用の遍路道の長さが「1400キロ」あると主張し、それを〈一人で歩き通した〉と公言していますが、幾重にも嘘であることが判明しています。第一に、「歩き遍路」(*)の通る遍路道の長さは、コースによって「1100km~1200km前後」(**)なのです。(*) 遍路は、本来、歩くものです。昭和28年(= 1953年)4月26日に伊予鉄道が〈日本で最...
詐称遍路の嘘と誤用(6)「歩き通した」「ひたすら歩いた」という嘘 (起) : 明白な「誤魔化し打ち」
- 2020/11/23
- 19:56
「黛まどか」の著書『奇跡の四国遍路』の宣伝の帯(*)に、「ひたすら歩く、歩き通す」と書いてあります。(*) 宣伝の帯の記載は、編集人が書いたはずです。しかし、同じ意味になることを「黛まどか」が各所で公言していますから、決して〈著者の意図に反することを書いた〉のではありません。編集人は、騙されていたか共犯者であるかのどちらかです。いかにも「黛まどか」が「歩き遍路の通し打ち」をしたかのように見せ掛けています...