「国境(くにざかい)の橋を」
- 2020/08/27
- 20:31
F爺・小島剛一の作詞作曲による新しい混声四部合唱曲が誕生しました。楽譜を書き上げて印刷はしましたが、日本語が読めない団員のための発音記号は、まだ書き入れていません。合唱団の次の練習の機会は、滞り無く再開できるとしても、九月下旬です。急ぐ意味は無いのです。手直しする箇所があるかもしれませんから、数日後に、雑用の無い時に、「墨入れ」をします。歌詞は、次の通りです。国境(くにざかい)の橋を 小島剛一 作詞作...
故郷の島の俺の家
- 2020/02/15
- 20:07
風邪で熱に浮かされている間に、F爺・作詞作曲の新曲が生まれました。いつものように擬似動画像記憶で現われたのです。歌詞は、原型が1970年代に出来ていました。『トルコのもう一つの顔』の45~46ページに書いた挿話がそれです。半睡状態で、あの老漁夫の述懐が混声合唱曲の欠片(かけら)となって浮かび・・・夜も昼も、頭の中で、楽譜と聴覚像がぐるぐる廻り続けました。熱が治まるのを待って完成した形をパソコン上で楽譜に書き取...
新曲 :「恋の骸(むくろ)」
- 2019/09/29
- 18:19
この記事は、2019年9月27日付けの記事〈F爺の指揮する合唱団の練習 事始め2019〉で予告した新曲紹介です。曲の誕生この曲は、夏の日本滞在中に擬似直観像記憶で生まれたのですが、これまでとは誕生の様相が異なりました。四国で遍路道を歩いていて混声四部の旋律の欠片(かけら)だけが「見え聞こえ」始めた時には特に《いつもと違う》とは思わなかったのですが・・・なかなか歌詞が出現しませんでした。手許にパソコンが無い状態で...
「それでは皆様」という題の別れの歌
- 2019/04/01
- 19:27
F爺の指揮している「ストラスブールの日本合唱団」では、いつも練習の最後の10分ぐらいを使って、団員の希望する歌を歌う習わしです。何年も前に歌った曲のリクエスト先週の練習日には、最古参の団員から「それでは皆様」という題の歌のリクエストがありました。この歌の日付は、2006年11月20日となっています。印刷してコピーを取った日付ですから、曲の完成は、その数日前です。最近の曲と違って、擬似直観像で生まれたのではあ...
「一人歩きのお遍路さんは」
- 2018/12/22
- 21:51
F爺・小島剛一作詞作曲の新しい歌が生まれました。F爺合唱団で歌うことを前提とする混声四部合唱曲です。主題は、曲名通り、四国のお遍路さん。それも、歩きに徹する本来の意味のお遍路さん(*)です。歌詞は次の通りです。(*) 世界中の全ての巡礼と同様、四国遍路も、海や川の向こうに行くために渡し船に乗せてもらうとき以外には、歩き通すのが本来の姿です。バス、電車、自家用車、自転車、ロープウェイなどを利用して札所を巡拝...
「蝉時雨の山道を」
- 2018/10/09
- 19:47
F爺・小島剛一作詞作曲の新しい混声合唱曲が誕生しました。擬似直観像の欠片(かけら)脳裡に最初にこの曲の擬似直観像楽譜が顕(あら)われたのは、八月のある日、四国の遍路道を歩いている時でした。愛媛県東部、60番札所の横峰寺へ登る山道です。風が強く、雲脚(くもあし)の速い日でした。早朝は好天だったのですが、やがて雨になり、また晴れ、短時間のうちに何度も、土砂降りの雨になったり木間(このま)から強い日射しが差したり...
新曲「夏の海の沖遥か」
- 2017/11/29
- 19:39
新曲誕生F爺・小島剛一作詞作曲の新しい混声四部合唱曲が誕生しました。日曜日の午後のジョギングの最中に現われた擬似直観像楽譜を、帰宅してから、記録したものです。一段目、三段目、五段目の歌詞は、良く似ています。違いは、一見して・・・ごく僅かのように見えます。一段目は、F爺の幼少期から大学生になりたての頃までの夢を、三段目は、若かりし日のF青年の1968年の真夏の船出と異国へ到着の情景を、五段目は、曾孫(ひまご...