ブリュッセルでスウェーデン人市民二人がイスラーム・テロの犠牲に
- 2023/10/18
- 19:56
10月16日の19時15分頃、ブリュッセルとMolenbeekの境界で銃撃があり、スウェーデン対ベルギーのサッカーの国際試合の応援に来ていたスウェーデン人2名が殺害されました。スクーターに乗っていた銃撃犯は、逃亡し、IS(= 自称“イスラム国”)の一員だとFacebookで名乗りましたが、ベルギー警察に追われて銃撃され、死亡したとのことです。チュニジア人で、名前はAbdesalem Lassoued。45歳の男だそうです。2023年10月18日付けのLe Monde...
イスラーム・テロの犠牲になった高校教師を讃える集会
- 2023/10/18
- 19:54
2023年10月17日付けのLe Mondeル・モンド紙が第一面、第8~10面、第30面を割いて、Arras市で高校のフランス語科教師Dominique Bernardドミニック・ベルナール氏がイスラーム・テロの犠牲になった事件を大々的に取り上げ、それに加えて第32面の社説欄でも自社の見解を表明しています。第一面の一番上に大きな文字で「Terrorisme : Macron veut un “Etat impitoyable”」と書いてあります。非逐語訳をすると「テロリズムに対してマクロ...
号外 : イスラーム・テロリストが高校教師を殺害
- 2023/10/14
- 06:58
2023年10月13日金曜日の午前中に、フランス北端部のPas-de-Calaisパ・ドゥ・カレー県のArrasアラス市の高校教員Dominique Bernardドミニック・ベルナール氏が、イスラーム・テロリストMohammed Mogouchkov (20歳)に刃物で殺害されました。Libérationリベラスィオン誌のサイトなどが報じています。高校教師Samuel Paty氏がイスラーム・テロリストに斬首された事件を髣髴とさせます。〈パレスティナvsイスラエルの情勢とつながりがあ...
イランは『悪魔の詩』の著者Salman Rushdie氏の暗殺未遂を称讃
- 2022/08/17
- 19:23
今日の一本目の記事です。8月14日付けの記事〈『悪魔の詩』の著者Salman Rushdie氏が刺されて重傷〉の続編です。8月17日付けのLe Mondeル・モンド紙が第一面のトップに続けて第2~4面と第29面を使って特集しています。第3面のGHAZAL GOLSHIRI氏の署名のある記事「L’Iran entre silence et dénégation」(沈黙と否認の間をうろつくイラン)(*)の内容の一部を要約します。(*) 勿論、非逐語訳です。侮蔑を露わにした「うろつく」という表...
『悪魔の詩』の著者Salman Rushdie氏が刺されて重傷
- 2022/08/14
- 20:27
今日は、記事を二本、掲載します。これが一本目です。二本目も数分後に発表します。8月12日に米国のニュー・ヨーク州で『悪魔の詩』(1989)の著者Salman Rushdie氏が刺されて重傷を負った件が世界的な大ニュースになっていますね。氏は、「頸と腹部を刺された」ようですが、「片目を失うかもしれない」「片腕の神経を切られている」「重態で、助からないかもしれない」など、報道が錯綜しています。1991年に同書の日本語訳者・五十...