啄木鳥(きつつき)は何のために「木をつつく」のか
- 2022/10/29
- 18:19
10月29日付けの三本目の記事です。2022年10月26日付けのLe Mondeル・モンド紙の「科学と医療特集」の第八面の右側の記事が啄木鳥に焦点を当てています。啄木鳥同士の情報交換【啄木鳥はなぜ「木をつつく」のか】という設問には、正解が三つあるのだと書いています。[1] 樹皮の中や裏側に潜んでいる多種類の幼虫を取り出して啄(ついば)むため。[2] 木に穴を開けて自分の隠れ家( = 巣)にするため。[3] 啄木鳥同士の情報交換のため。...
駝鳥や鵞鳥は屁をするか
- 2019/10/15
- 18:36
前置き今日は、記事を二本、掲載します。これが、その一本目です。本文ここ数日、気になっている疑問が一つあります。【 屁(へ)をする鳥は、存在するか】この疑問の答えになるかもしれない鳥を、差し当たって二種類、思い付いたのです。鳥類学者の友人に存命中の人がいなくなってしまったので、なかなか答えが見つかりません。[1] 駝鳥F爺が実地に観察したことはありませんが、駝鳥(だちょう)は、食べた大量の植物を腸の中で発酵さ...
爪羽鶏(つめばけい)(= hoazin)の「反芻」
- 2019/06/30
- 19:00
(「比喩の範囲」の項の末尾に追記があります)追記 2019年7月7日この記事は、某読者からの質問に応えるために立てたものでしたが、その読者の使っていたハンドル・ネームは削除しました。そのため文章が一部不自然になってしまっていますが、ご容赦ください。ハンドル・ネームを削除したのは、その読者が7月6日付けの長文のメールでF爺を嘘吐き呼ばわりし、悪罵を何十行にも亙って並べ立てた上で〈特定の質問に必ず休暇に出発する...
反芻し四足で歩くhoazin鳥
- 2019/06/05
- 19:23
本日(2019年6月5日)付けのLe Mondeル・モンド紙の「科学と医学特集」の第8面に「hoazin」という名前の不思議な鳥のことが載っています。記事の題は「Le hoazin, volatile quadrupède」。「四足で歩く鳥hoazin」と訳せます。ウェブ版は、6月2日付けです。ウェブ版の記事で閲覧できる英語版のビデオでは「Hoatzin」という綴りになっていますから、きっと「ホアツィン」とでも発音するのでしょう。不思議な点は、二つです。2019年5月2...
えっ「郭公(かっこう)の大多数は自分で営巣し雛を育てる」んだって!?
- 2019/03/07
- 20:38
【郭公(かっこう)は托卵をする鳥だ】と子供の時に習ったF爺は、〈世界中の全ての郭公は、必ず他の鳥の巣に産卵して自分の雛を育てさせる。自分で巣を作ることは無い〉・・・と、昨日まで思い込んでいました。2019年3月6日付けのLe Mondeル・モンド紙の「科学と医療特集」の第8面の記事を読んで、それは間違いだったと判りました。一般化のし過ぎだったのです。Nathaniel Herzbergナタニエル・エルズベルグ氏の署名記事「La double ...
孵化したばかりの鴨の雛六羽を救助
- 2018/07/05
- 20:35
昨日昨日の昼食時、F爺の住処(すみか)の前でちょっとした「異変」が起っていました。幼児三人が泣いているのを母親らしい女が二人、なだめている様子でした。そこまでは、良くあることです。気にも留めていなかったのですが・・・F爺が戸口まで20mぐらいの所に達した時、泣いている子供の一人が駆け寄って来ました。「鴨の赤ちゃんがお爺ちゃんちの屋根から落っこちたよ。助けてあげて!」《「鴨の雛がF爺の家の屋根から落ちた」だ...
鸛(こうのとり)が徳島県の遍路道沿いの水田に飛来
- 2018/06/03
- 15:27
徳島県の19番・立江寺の近くで遍路宿「鮒の里」を経営していらっしゃる「立江川のへら鮒」さんのブログの2018年6月3日付けの記事 に〈鸛(こうのとり)が飛来した〉と書いてあります。全文引用します。*****コウノトリが遍路道に飛来した。 立江寺19番より20番鶴林寺までの遍路道沿いの田んぼにコウノトリが餌を食べに飛んできた。四国遍路道1番の近くにコウノトリが数匹繁殖している。 徳島県では雛が生まれるたびに報道して...