無花果(いちじく)の根は何色? : アンケートの纏め
- 2022/08/12
- 19:34
当ブログの記事〈無花果(いちじく)の根は何色?〉でお願いしたアンケートの纏めをします。コメントでご回答をお寄せくださった池坂夏樹さん、「屋根裏部屋のAlto弾き」さん、河畑タクミさん、「MJBぢぢい」さん、「106」さん、「霧の晴れ行く蝸牛」さん、馬場伸一さん、誠にありがとうございます。(今回は、なぜか、ご意見を披露するメールは届いていません)アンケートの質問アンケートの質問は、一つだけで、こうでした。 ###...
無花果(いちじく)の根は何色?
- 2022/08/09
- 20:44
アンケートのお願いです。急に思い立って8月9日付けで二本目の記事を書くことにしました。一つ前の記事にこう書きました。 ##### F坊やは、蔦の根は掘ってみたことがありません。 #####記事を掲載した後で気になったことがあります。急遽アンケートをお願いします。質問質問は、一つだけです。皆様は、無花果の根がどんな色をしているかご存知ですか。ウェブ検索などしないで答えてください。予告F坊やは、物心つい...
茗荷(みょうが)と木天蓼(またたび)をフランス語や英語では何と言うか
- 2019/10/02
- 19:49
ここ数ヶ月、フランスやドイツや日本で、植物学者ではない日本人の友人知己と再会する度(たび)に試みている質問があります。時には、初対面の日本人に訊いてみたこともあります。第一問:茗荷(みょうが)をフランス語で(ドイツ語で、英語で・・・)何と言うか。第二問:木天蓼(またたび)をフランス語で(ドイツ語で、英語で・・・)何と言うか。反応は、一様に「知らない」「考えてみたことも無い」でした。正解を聞かされた時の反応は、...
銀杏の珍妙な学名
- 2015/10/03
- 04:09
火狐さんがブログ記事「剛爺のアルザス便り「銀杏」の巻」にお寄せ下さったコメントでのご質問にお答えするためにこの記事を立てます。銀杏(いちょう)のラテン語の学名は「Ginkgo biloba」です。「Ginkgo」という綴りは、ゲルマン諸語にもラテン諸語にもあり得ないもので、初めて見る人を驚かせます。「誤記、誤写または誤植だろう」と思うのが自然です。銀杏の苗木を日本からオランダに持ち帰って広めたのは長崎の出島に滞在した...
人参の色
- 2014/05/22
- 01:10
1968年にフランスに着いて数日後、少しずつ緊張がほぐれて細かくいろいろなものを観察する余裕が出て来た頃、人参の色が「どこか違う」と思い始めました。フランスの人参は、日本のに比べて赤みが薄いように見えます。「赤」よりも「橙(だいだい)」に近い色です。とは言っても、オレンジや蜜柑(みかん)の皮の色よりはずっと赤みがありますが・・・。どことなく味も違うような気がします。同じ名前の野菜や果物でも品種が違えば形も...
マロニエの綴り
- 2014/05/12
- 03:15
些細なこと・・・とおっしゃる方も多いかもしれないと思いますが、訂正記事を書きます。数日前、札幌にお住いの三上勝生さんの制作している『三上のブログ』に「ピンクの花のセイヨウトチノキ(= マロニエ)」の話が出ていたので、メールを送って「ストラスブールには、濃い赤の花をつけるマロニエがたくさんある」ことをお知らせしました。三上勝生さんの利用している「Hatena::Diary」というブログ・サービスは、なぜかF爺のコメン...
アカシアの蜂蜜
- 2014/05/11
- 03:07
三郎さん>日本でよく目にする「アカシア蜂蜜」も、アカシアの蜜ではなくハリエンジュの樹(学名はpseudoacacia)の蜜だそうですね。日本だけのことなのかどうか存じませんが、なぜアカシアと呼び続けるのでしょうか。フランス語でmiel d’acacia (アカシアの蜂蜜)と呼ぶものも、英語でacacia honeyと呼ぶものも、針槐(はりえんじゅ)(Robinia pseudoacacia ロビニア・ニセアカシア)の白い花の蜜から作ったものです。植物学者がacacia...