ギリシャ神話のゲイ(2)
- 2014/10/31
- 00:42
惑星は、ギリシャ神話でもローマ神話でも神格になっています。神話では、惑星や衛星の中にも男同士で恋をするのが「いる」ことになっています。水星をフランス語でMercure (メルキュール)、英語でMercuryと言います。Mercuryは、ローマ神話の男神の名前で、ギリシャ神話のヘルメースに相当します。ヘルメースは、主神ゼウスの末子で、母親の名はマイア。数学の神、天文学の神、夢と眠りの神、死者の霊魂を冥界に導く神、翼の生えた...
ギリシャ神話のゲイ(1)
- 2014/10/30
- 00:49
前置き「遍路日記2014」の合間に今日始める「ギリシャ神話のゲイ」シリーズは、2013年4月に某ゲイ・サイトに投稿した記事に補筆したものです。そのサイトの管理人によれば、管理人自身も投稿者の大多数も、「性的少数者であることを負い目に感じている」人たちでした。性的少数者の社会的地位には地域や時代、宗教宗派などによってさまざまな様相があること、性的少数者が迫害の対象にならず白日の下に生きていられる時代や地域も...
陶器ストーブ工房
- 2014/10/29
- 01:01
2014年10月26日の午後、「日本ストラスブール親睦会」の恒例の秋のピクニックの一環としてアルザス中部のSélestatセレスタという町の陶器ストーブ工房を見学して来ました。日本でストーブと言えば鉄製の物が普通ですが、フランスには、陶器製のストーブもたくさんあるのです。陶器ストーブで燃料に使えるのは薪と木屑だけです。石油ストーブやガス・ストーブ、(重油やガスを燃料として用いる)中央暖房などが普及している時代に昔な...
近頃の洗礼
- 2014/10/28
- 01:45
長い前置き2014年10月26日は、「日本ストラスブール親睦会」の恒例の秋のピクニックに行って来ました。ストラスブールから50kmほど南のSélestat (セレスタ)という町に行って、午前中に中心街の観光。お昼は、近くの貸しカヌー屋の休憩所を借りて弁当。午後は、セレスタに戻って、陶器ストーブ工房の見学・・・という日程です。初めてセレスタの町に来た人は、古い教会などの歴史的な建造物を見て喜んでいました。でも、F爺が特に興...
「誤魔化し遍路」
- 2014/10/27
- 02:43
2014年8月下旬の某日の午後。晴れ。前篇の「遠吠えする負け犬」を追い払った後、コンビニで買い求めたもので昼食を済ませました。立腹した直後なのであまり美味しいとは感じませんでしたが、食べないと体が保(も)ちませんから、良く噛んで、無理でも呑み込みました。「負け犬」を乗せた車は、次の獲物を探してどこか遠くを走っているはずです。須崎へ向かって歩きながら、この道を辿る他のお遍路さんたちのことを考えました。宗教...
負け犬
- 2014/10/26
- 00:50
2014年8月下旬の某日。晴れ。この日、午前中は、横浪スカイラインを歩いて海や崖を眺めながら楽しく歩きました。お昼近い時間になりました。押岡という集落の遍路小屋がもうすぐのはずです。お腹が空いて来ましたから、その遍路小屋では休まずに、その先のコンビニでお昼の弁当を買うことにしたほうが良さそうです。売り場に並んでいるはずのサンドイッチやお握りなどを想像して「何を買おうかなあ・・・」と、足を少し早めながら...
異次元の宿(続)
- 2014/10/25
- 01:02
2014年8月下旬の某日。晴れ。36番・青龍寺の後ろの山の上の「国民宿舎土佐」で目が覚めます。静寂。まだ5時20分でした。窓を開けて太平洋をしばし眺めます。前夜のうちに58km先の窪川に宿を確保してありますが、前の年と違って電車にもバスにも乗って構わない「選り好み遍路」ですから、無理して速歩でまる一日歩こうとは思っていません。今日のF爺は、景色を楽しみながらゆっくり歩いて須崎の先でどこかの駅から電車に乗ろうと横...
宮本雅行氏からの謝罪文
- 2014/10/24
- 01:45
追記 2016年6月8日この記事に記載していた問題が円満に解決しましたので、本文を削除しました。コメントは、重要な記録であるため、掲載しておきます。...
塚地峠・雨の海・青龍寺
- 2014/10/23
- 00:47
「遍路日記2014」を続けます。2014年8月下旬、某日。晴れ、のち雨。二日前に28番・大日寺の前で初めて出会い、この日のお昼に塚地トンネルの手前の休憩所で再会した健脚のお遍路H-Aさんと一緒に塚地坂を登り、峠を越えました。F爺は、この日は36番・青龍寺(しょうりゅうじ)の奥の院の近くにある「国民宿舎土佐」に泊まることに決めて、予約も済ませていました。H-Aさんは、まだ宿を決めていないのだそうです。どこにしようか迷って...
南スーダンの海辺!?
- 2014/10/22
- 22:37
今朝の(= 2014年10月22日の朝)ル・モンド紙の16ページの記事には、一瞬、我が目を疑いました。《待てよ。今日は、もしかして、四月一日だったっけ!?》と思ってしまったくらいです。まだ目が覚めていないのかも・・・。顔を洗って出直して来て、読み直しました。間違いありません。Jean-Philippe Rémy氏の署名記事です。F爺と同じく半信半疑、いや不信全疑の方は、jpremy@lemonde.frにお問い合わせ出来ます。「南スーダンでは、今年...