純正調と平均律(続)
- 2017/12/26
- 08:06
読者の皆様ラズ語辞典の日本語部分制作のため二週間ほどブログ記事の更新を休むと発表した記事に「既掲載の記事に関して誤打鍵や誤変換のご指摘があった場合などは、速やかに対応します」と書きましたが、ある友人から【返信コメントでの誤記】を指摘したメールが届きました。公約通り、速やかに修正します。元の返信コメントは削除し、〈新たな返信コメントに代えて本日、新しい記事を立てた〉旨を書いて、短いコメントを付けるこ...
年末年始休暇はラズ語辞書の執筆に専念します
- 2017/12/24
- 06:49
2017年から2018年にかけての年末年始の休暇は、『ラズ語トルコ語日本語辞典』の制作に専念することにしました。雑用から逃れ、時間を気にしないで何日も没頭できる条件が必要なのです。ある場所に籠って、食事、睡眠、朝と午後の二回の散歩+ジョギングなどの他は、辞典の日本語部分(*)の執筆を進めることに全力を挙げます。(*) ラズ語トルコ語部分は既に完成しています。『F爺・小島剛一のブログ』の更新も、二週間ほど、お休みに...
「しばらくお時間をいただきたい」って、何日ぐらい待たせること? (続)
- 2017/12/23
- 04:56
2017年12月2日付けでこのブログに〈「しばらくお時間をいただきたい」って、何日ぐらい待たせること?〉と題した記事を掲載しました。某新聞の9月8日付けのある記事に歴然たる誤報があったのを指摘してやったのに〈回答できるが、しばらくお時間をいただきたい〉という不可解な「返事」が数日後にあり、11月末に、あまり待たされるので業を煮やして同じ質問をしたら、全く同じ〈回答できるが、しばらくお時間をいただきたい〉という...
「鮒の里」から20番・鶴林寺へ
- 2017/12/22
- 20:41
2017年の夏の遍路道。○月○日。お接待でいただいた山桃酒のお蔭か、ぐっすり眠れて、四時半少し前に(= 宿の人に起こしてもらう前に)目が覚めました。すぐ階下に降りてトイレに入りましたから、F爺が起き出したことは、階段のミシミシいう音や戸を開(あ)け閉(た)てする時の音で、調理場にいるご主人夫婦に聞こえたはずです。トイレを出て洗顔中に、ご主人が階上のVAさんに声を掛けました。「四時半ですよお!」「・・・はあい・・・む...
「黛まどか」: 不思議な登場人物がまた一人
- 2017/12/21
- 19:53
追記 2017年12月31日この記事は、表題を変更しました。前置き東京新聞の「黛まどかの四国歩き遍路 同行(どうぎょう)二人(ににん)」と題した連載記事の2017年9月5日付けのものの主要部分を要約します。要約#####〈午後一時半に「黛まどか」が「おにぎりを頬張っている」ところに、70歳台と見える「おっちゃん」が話しかけて来て、お接待に150円くれた〉〈「黛まどか」が〈その150円は、使わずにお守りにする〉と言うと、「おっち...
〽雀 雀 なしてそゴさ留まった
- 2017/12/20
- 21:30
(「歌詞の注釈」の項の[12]と[13]に追記があります)F爺が幼児の頃に聞き覚えて歌った秋田語(*)のわらべ歌を紹介します。矮小言語の秋田語は一、二世代のうちに消滅するかもしれませんから、存在したことの証(あかし)として遺(のこ)しておきます。(*) 厳密に言うと、秋田諸語のうちでも南西部の由利本荘市の一部の言語です。秋田市や横手盆地の諸言語と違って、文末接辞の「べ」は、存在しません。歌詞「人」と「雀」の対話形式にな...
「鮒の里」でイタリア人のVAさんと再会
- 2017/12/19
- 20:01
2017年の夏の遍路道。○月○日。最高気温36℃の暑い日でしたが、19番・立江寺の近くの遍路宿「鮒の里」に着き、洗濯とお風呂を済ませてくつろぎ始めました。F爺よりも遅れてご到着の「日本語の話せるイタリア人の女」は、間違い無くVAさんでした。「こんにちは」「あらァ、F先生、こんにちは」と言いながら、あまり驚いている様子はありません。小松島市の一部を成す立江町の宿泊施設は、立江寺の宿坊と「鮒の里」の二箇所だけです。...
18番・恩山寺から19番・立江寺の近くの遍路宿「鮒の里」まで
- 2017/12/18
- 21:29
2017年の夏の遍路道。○月○日。午後二時半過ぎ、18番・恩山寺の下の牛小屋の傍(そば)を通り抜けて19番・立江寺へ向かいます。お京塚で午睡立江町の「お京塚」の遍路小屋に着いたのが3時半でした。眠気を催しました。昨夜の寝不足のせいです。立江寺までは、「お京塚」から1kmほどしかありません。遍路宿「鮒の里」の近くを一旦通り過ぎ、参拝を済ませてから戻って来る形になります。《急ぐことはないや。ここで午睡(ひるね)して行こ...
「黛まどか」の不自然な「車お接待」
- 2017/12/17
- 20:26
(第一段落の後と記事の末尾と、二箇所に追記があります)(第一段落の後に新たな追記があります)(「宿泊施設情報」の項の末尾に新たな追記があります)「黛まどか」なる人物が2017年に東京新聞に書いていた「四国歩き遍路 同行(どうぎょう)二人(ににん)」と題した連載記事には、虚報とスペイン語に関する誤報(*)に加えて、不可解なことや不自然なことがたくさんあります。2017年9月5日付けの記事も例外ではありません。(*) 追記 201...
「鱗楼」から18番・恩山寺まで
- 2017/12/16
- 20:22
2017年の夏の遍路道。○月○日。16番札所の少し先の旅館「鱗楼」で朝を迎えました。前夜、予定外の夜更かしをしてしまったので、寝不足気味です。6時半からの朝食の席では、泊り客一同が笑顔で挨拶を交わします。和気藹々(わきあいあい)とした雰囲気でした。夕食後の涙、涙・・・の打ち明け話を聞いていないイタリア人のVAさんがいたせいか、昨晩のことは誰も口にしません。VAさんが一番先に食事を終え、すぐに出立しました。17番・...