ネット・ゴキブリ分類学(笑)
- 2020/01/31
- 20:58
前置き当ブログの記事〈多重偽名のネット・ゴキブリと詐称遍路〉に星三郎さんがお寄せくださった四通目と五通目のコメントに呼応して、この記事を立てることにしました。五通目を非公開と設定なさっていますが、その理由は、〈匿名ウェブサイトのリンクが貼ってあるから〉という一点だけだそうです。従って、それ以外の部分は自由に引用して構わないわけです。本文星三郎さんは、F爺が現時点で【同一個体である可能性が99.99%超】...
「白」って何?
- 2020/01/30
- 19:00
(「結論」の前、「その他の比喩的な用法」の項に追記があります)色彩名の「白」は、雲状系、つまり【雲のように境界不明瞭ではあるが、共通の特徴に注目すると一つの系を成すと言えるもの】でしょうか。語義と実際の用例を吟味してみましょう。典型的な「白」典型的な「白」は、煤(すす)や埃(ほこり)で汚れていない「雪の色」「霜の色」です。「純白」とも言いますね。伝統的に酪農をしている国や地域の言語では「乳色(ちちいろ)」...
台風直撃の日に民宿「八丁坂」に到着
- 2020/01/29
- 18:20
2019年の真夏、台風直撃の日、45番・岩屋寺の参拝を済ませて今夜の宿「いやしの宿 八丁坂」に着いた頃には、雨は、小降りになっていました。民宿の名前は「いやしの宿 八丁坂」宿に着くと、愛想の好い中年の男が迎えに出ました(*)。宿の内部は、清潔で、気持ち好く泊まれそうです。少し遅れて、小柄な女(**)が出て来ましたが、すぐまた奥に消えました。(*)「MJBぢぢい」さんによると、この遍路宿の従業員らしいということです。...
多重偽名のネット・ゴキブリと詐称遍路: アンケートの中間報告
- 2020/01/28
- 20:48
今日の二本目の記事です。当ブログの記事〈多重偽名のネット・ゴキブリと詐称遍路〉でお願いしたアンケートの中間報告をします。コメントでご回答くださった「106」さん、「みやゆふ」さん、星三郎さん、メールなどでご意見をお知らせくださった皆様、誠にありがとうございます。アンケートの質問アンケートの質問は、一つだけでした。自己引用します。#####「鳥の屁」仮面群(= この多重偽名ネット・ゴキブリ)が詐称遍路「黛まどか...
ストラスブールは、もう春!?
- 2020/01/28
- 18:05
ストラスブールは、異常気象です。まだ一月だというのに、今朝の最低気温は、+7℃。明け方、ふと目が覚めた時に、大雨の降っている音が聞こえました。そして、起き出した頃には、青空が広がり始めていました。。この冬は、一度も雪が降っていません。この先一週間の天気予報は、毎日小雨で、2月3日頃には最高気温が+15℃に達する見込みだとか。本当にこのまま早過ぎる春が来てしまうのでしょうか。それとも、ある日、寒波が襲来す...
水も油も無しで普通の鍋で調理する画期的な方法
- 2020/01/27
- 21:14
窮余の一策から生まれた意外に簡単な調理法を紹介します。年末年始の休暇中、老友数人と誘い合って、山の中の某所の長年誰も住んでいない一軒家に大きなタジン鍋(*)を持って行き、夕食を作って一泊して帰ろうという計画を立てました。(*)「タジン鍋」は、北アフリカ発祥の陶製の無水調理鍋の名前です。日本でも近年は見掛けるようになりましたが、まだまだ万人が知っている物ではないようです。その家には、水道は元々通っていない...
農祖峠(のうそのとう)の登り口から45番・岩屋寺まで
- 2020/01/26
- 20:03
前篇の粗筋(あらすじ)台風直撃の日、農祖峠(のうそのとう)に到る山道は、大量の泥が道幅一杯に遥か上のほうまで積もっていて、とても通れる状況ではありませんでした。豪雨と強風の中、この峠を迂回すると、歩きに徹して日暮前に今夜の宿に着くことは不可能になります。無理は禁物です。通し打ちは、諦める他はありません。引き返して、登り口の近くの民家の呼び鈴を鳴らしました。女の人の声で応答があり、インターフォンで事情を...
「真っ赤」って、どんな色?
- 2020/01/25
- 17:34
色彩名の「赤」は、多義語(*)です。状況と文脈によってさまざまな色合いを指すので、狭義と広義の境界さえも規定するのが難しいくらいです。(*) 日本語の色彩名には、「純白」「漆黒」「鶸(ひわ)色」「若竹色」「金色」「銀色」「利休鼠」「鴉の濡れ羽色」のように特定の色合いだけを指すものと「赤」「青」「白」のように広い範囲の色合いを指すものとあります。後者は、典型的な「雲状系」です。狭義の赤狭義の「赤」は、「鮮血...
内子から農祖峠(のうそのとう)の登り口まで
- 2020/01/24
- 20:56
内子の宿「ホテルAZ」で目覚めると、昨夜からの雨風が続いていました。テレビを点(つ)けてみます。気象情報によると、F爺の今日の行程は、ほぼ100%の確率で、台風の直撃を受けます。《遍路道で台風に直撃されるの、これで何回目だったっけ・・・》未読の方は、当ブログの記事〈台風直撃〉や〈雨に濡れ 風に吹かれて〉をご覧ください。朝食夕食に続いて6時からの朝食にも一番乗り・・・のつもりだったのですが、先客が二人いました...
「盗人教」の近況
- 2020/01/23
- 19:43
前置き「盗人教(ぬすっときょう)」という新造語は、当ブログの記事〈遍路の持ち物〉の「納札」(*)の項で使い始めました。(*)「納札(おさめふだ)」は、「四国遍路をする人が札所で納める札」のことです。「奉納四国八十八ヶ所霊場巡拝同行二人」と印刷してあり、年月日と住所氏名年齢を書き入れるようになっています。一巡目のお遍路さんは白い納札、○巡目以上は緑、○巡目以上は赤・・・と「決まっている」のだそうです。何を基準に...