四国遍路を取り巻く特異な環境
- 2020/09/30
- 20:19
1958年ごろ以降、四国遍路を取り巻く面妖な団体がいくつも出現しています。そうした団体は、四国遍路の発生とも歴史とも無関係なのに、勝手に設立して群がっているのです。「四国八十八箇所霊場會」高松地裁丸亀支部の判決文によると、「四国八十八箇所霊場會」(略称「霊場会」)は、平成29年3月22日の判決言渡しの時点で「昭和33年頃,四国霊場の関係者によって組織された権利能力なき社団」でした。言い換えると、「昭和33年頃」...
9月25日に兇行に及んだパリのイスラーム・テロリストは名前も年齢も偽っていた
- 2020/09/29
- 20:43
今日の二本目の記事です。偽名だった当ブログに昨日〈「シャルリー裁判」のさ中にパリでまたもイスラーム・テロ〉と題した記事を掲載した時点の報道では、「下の名前はAli」「苗字は、頭文字がH」ということでした。犯人の携帯電話を解析した結果が出ました。パキスタン発行の身分証明書が見つかったのです。その身分証明書に書いてある名前は、「Zaheer Hassan Mahmood」だそうです。年齢も詐称難民登録に際しては「2002年8月10日...
コロナ禍の9月29日 : 秋の麒麟草が真っ盛り
- 2020/09/29
- 20:37
今日は、記事を二本、掲載します。これが一本目です。昨日の午後までの街 昨日の朝昨日の朝は、久々に雲一つ無い青空でした。朝のジョギングの途中で出会った顔見知りの白髭の爺様がこう言っていました。「お天気の好い日に外を出歩かなくちゃね。明日は、また雨だってよ」この爺様、遠くから見えた時には「相当の御歳なのに、この気温で半ズボンを穿いて歩いているのか」と思ったのですが、違いました。長いズボンの裾を膝上まで...
「シャルリー裁判」のさ中にパリでまたもイスラーム・テロ
- 2020/09/28
- 19:57
2020年9月25日(金)にパリで、またも、イスラーム・テロ事件があり、重症を負った人が出ました。ネット空間には錯綜した記事が頻出したため、当ブログの記事にするのは今日まで待ちました。今は、大手のメディアの提供する情報が一致しています。Charlie Hebdoシャルリー・エブド紙の旧住所で場所は、パリ11区のrue, Nicolas-Appertニコラ・アペール通り。5年と8ヶ月前の「あの事件」までCharlie Hebdoシャルリー・エブド紙が入っ...
スウェーデンの「外出を禁止せずマスク着用も推奨しない」コロナ対策
- 2020/09/27
- 18:57
2020年9月18日 付けのLe Monde ル・モンド紙が第5面を全部使って、スウェーデンの独自の新型コロナ肺炎Covid-19対策を扱っています。記事の題は、「La Suède défend une stratégie « durable »」です。ウェブ版は、一日前の日付で、〈定期購読者でない人が読めるのは、6分間まで〉と但し書きがあります。三、四月には、こっぴどく批判されたスウェーデンは、近隣の国々と違って、三月以来ヨーロッパ中で大流行(おおはやり)の「外出...
コロナ禍の9月26日 : 日本語講座に11~13歳の受講者
- 2020/09/26
- 19:50
昨日までの街の様子 木曜日の夕方は雨木曜日の夕刻、久々に大雨が降りました。翌朝、つまり昨日の朝、朝のジョギングに出てみると、それまで何日も何日も丈(たけ)の高い草の茎に這い登って動かず、じっと暑さと乾燥に耐えていた蝸牛(かたつむり)数百匹が、揃って、地面に下りて這い廻っていました。《蝸牛って、断食には何日ぐらい耐えられるんだろう・・・》 金曜日の午後金曜日の午後は、「雨」という予報でしたが、実際には曇...
9月19日に30人ほどが60番・横峰寺に参拝
- 2020/09/25
- 20:07
「MJBぢぢい」さんが西条市小松の62番・宝寿寺の近くから60番・横峰寺へ日帰りで歩き遍路をなさったそうです。遍路道と境内で、合わせて30人ほどの「お遍路さん」(*)を見たそうです。遍路道が少しずつ賑わいを取り戻しているようです。(*)「ぢぢい」さんの「お遍路さん」の定義は、F爺のそれよりも広いのです。F爺が「札所巡りさん」と呼ぶ「歩かない参拝者」も「ぢぢい」さんは「お遍路さん」のうちに含めています。遍路道の草刈...
人生の最後の日々を日本で過ごすのも選択肢の内に
- 2020/09/24
- 19:26
F爺は、「自分は、若い」あるいは「自分は、まだ中年のうちだ」さらには「年は取っても、まだまだ若い者には負けない」と感じていられるうちは《俺の人生は、旅。世界のどこで死ぬことになっても良い》と思っていました。ところが、コロナ禍で「2020年の夏は、休暇なのに日本へもどこへも行けない」という事態になって、心境に変化が訪れました。そろそろ、何年か後には足腰が弱って「歩き旅寿命」が尽きることを意識し、《人生の...
「真っ白な」「真っ黒な」と「真っ白い」「真っ黒い」
- 2020/09/23
- 17:26
(記事の末尾にアンケートのお願いがあります)ナ形容詞にもなりイ形容詞にもなる語「印象的に白い」さま(*)を形容するのに「真っ白な」と言う人も「真っ白い」と言う人もいます。(*) 多くの「国語辞典」の記載とは裏腹に、「全く白い」「純白の」という意味だとは限りません。例えば、頭髪の大部分が(脱色剤などを使っていない)自然の白髪(しらが)である場合、黒い髪がまだ少し交じっていても、「真っ白」と形容します。「印象的に...
コロナ禍の9月22日 : 折り紙教室と日本語講座の新学期
- 2020/09/22
- 19:05
昨日までの午後のジョギング 日曜日日曜日に「両岸公園」に行ったら、国境の橋が「半分通せんぼ」になっていました。この橋の形を分かりやすく説明するのは、写真や図を駆使したとしても、大変なことです。大雑把に「H型」だと言えます。「北側の歩行者専用通路」と「南側の歩行者と自転車兼用の通路」が「真ん中の広場」で繋がっていますから。ところが、「H」の字の上下の端が、湾曲して大文字の「A」の頭のように重なっている...