横審に対するF爺の素朴な疑問
- 2017/01/23
- 22:14
大相撲ファンの友人から、田子の浦部屋の大関・稀勢の里が横綱に昇進すると聞きました。本日(= 1月23日)の横綱審議会の全会一致の推薦を得て、25日には正式決定となるのだそうです。
今日のNHK NEWS WEBに目を通した浦島F爺は、例によって、日本では(多分)誰も気にしていない二つのことが不思議でなりません。
一つ、日本相撲協会の八角理事長がこう言ったのだそうです。
「ここ2場所だけでなく、その前の成績も示したが、それを見れば稀勢の里の安定感は一目瞭然で、委員の皆さんも驚いていた」
2016年の年間最多勝力士・稀勢の里の直近6場所の勝率(8割2分)が横綱昇進直前6場所の朝青龍(8割)、白鵬(6割6分)、日馬富士(7割6分)、鶴竜(7割3分)の勝率を上廻っていることは、相撲好きなら特に稀勢の里ファンでなくても知っていることです。横綱審議会の委員を務めるような人たちが「驚いていた」(= 認識していなかった)というのには、心底驚きました。もう少し横綱候補力士の成績に詳しい人が揃っているとばかり思っていたのです。
二つ、横綱審議委員会の守屋秀繁委員長が、こう説明したのだそうです。
「今場所の活躍はもちろん、過去6場所の勝率が朝青龍以降の4人の横綱と比べても1番いい。安定した実力があると評価されて横綱に推挙された」
どうして「評価して推挙した」と言わなかったのでしょうか。自分たちが推挙したくせに、どこかの別の人たちが推挙したのを傍(はた)から見ていたような無責任な言い方です。
まさかとは思いますが、NHKが勝手に守屋委員長の発言を歪曲したのではないでしょうね。
今日のNHK NEWS WEBに目を通した浦島F爺は、例によって、日本では(多分)誰も気にしていない二つのことが不思議でなりません。
一つ、日本相撲協会の八角理事長がこう言ったのだそうです。
「ここ2場所だけでなく、その前の成績も示したが、それを見れば稀勢の里の安定感は一目瞭然で、委員の皆さんも驚いていた」
2016年の年間最多勝力士・稀勢の里の直近6場所の勝率(8割2分)が横綱昇進直前6場所の朝青龍(8割)、白鵬(6割6分)、日馬富士(7割6分)、鶴竜(7割3分)の勝率を上廻っていることは、相撲好きなら特に稀勢の里ファンでなくても知っていることです。横綱審議会の委員を務めるような人たちが「驚いていた」(= 認識していなかった)というのには、心底驚きました。もう少し横綱候補力士の成績に詳しい人が揃っているとばかり思っていたのです。
二つ、横綱審議委員会の守屋秀繁委員長が、こう説明したのだそうです。
「今場所の活躍はもちろん、過去6場所の勝率が朝青龍以降の4人の横綱と比べても1番いい。安定した実力があると評価されて横綱に推挙された」
どうして「評価して推挙した」と言わなかったのでしょうか。自分たちが推挙したくせに、どこかの別の人たちが推挙したのを傍(はた)から見ていたような無責任な言い方です。
まさかとは思いますが、NHKが勝手に守屋委員長の発言を歪曲したのではないでしょうね。