コメント
日本語はトルコ語系統?
小島さんへ
「げんきな日本論」講談社現代新書 橋爪大三郎、大澤真幸著
という本の中に
「万葉仮名の時代には、日本語の母音は、八つあったはずだ。」
「橋本進吉博士が、母音調和という現象を、万葉仮名の使い分けのなかに発見したでしょう。それで日本語が、トルコ語系統だということがわかった。戦前国語学の画期的業績です。」
とあります。
“母音調和の有無は、系統論とは無関係です。”
という事からすれば、日本語が、トルコ語系統だというのは全くのデタラメだと思います。「戦前国語学の画期的業績です。」とあります。本当なのでしょうか?
もし、デタラメだとすれば、こんな適当な事を教わっている(いた)東工大、京大の学生はかわいそうですね。
「げんきな日本論」講談社現代新書 橋爪大三郎、大澤真幸著
という本の中に
「万葉仮名の時代には、日本語の母音は、八つあったはずだ。」
「橋本進吉博士が、母音調和という現象を、万葉仮名の使い分けのなかに発見したでしょう。それで日本語が、トルコ語系統だということがわかった。戦前国語学の画期的業績です。」
とあります。
“母音調和の有無は、系統論とは無関係です。”
という事からすれば、日本語が、トルコ語系統だというのは全くのデタラメだと思います。「戦前国語学の画期的業績です。」とあります。本当なのでしょうか?
もし、デタラメだとすれば、こんな適当な事を教わっている(いた)東工大、京大の学生はかわいそうですね。
Re: 日本語はトルコ語系統?
火狐さん
>「橋本進吉博士が、母音調和という現象を、万葉仮名の使い分けのなかに発見したでしょう。それで日本語が、トルコ語系統だということがわかった。戦前国語学の画期的業績です。」
とあります。
この文が『げんきな日本論』の第何版の何ページにあるのか、お知らせください。また、前後の文も引用してください。「日本語が、トルコ語系統だ」は、どちらの発言なのですか。もう一方も賛同しているのですか。
この説が完全にデタラメであることの分かっていない似非学者が多過ぎます。これまでは
「一人や二人だけの名前を出すのは不公平だ」
と考えて、敢えて誰の名前も出しませんでしたが、これからは方針を変えます。
>「橋本進吉博士が、母音調和という現象を、万葉仮名の使い分けのなかに発見したでしょう。それで日本語が、トルコ語系統だということがわかった。戦前国語学の画期的業績です。」
とあります。
この文が『げんきな日本論』の第何版の何ページにあるのか、お知らせください。また、前後の文も引用してください。「日本語が、トルコ語系統だ」は、どちらの発言なのですか。もう一方も賛同しているのですか。
この説が完全にデタラメであることの分かっていない似非学者が多過ぎます。これまでは
「一人や二人だけの名前を出すのは不公平だ」
と考えて、敢えて誰の名前も出しませんでしたが、これからは方針を変えます。
日本語はトルコ語系統???
小島さんへ
書店で、「げんきな日本論:講談社現代新書」の拾い読みをしていたら、「日本語が、トルコ語系統だということがわかった。」と書いてあったので、びっくりしたのです。それが一か月前の事です。なんだか、馬鹿馬鹿しいので、放っておいたですが、昨日図書館で同書が借りられることがわかり、読んでみました。
「げんきな日本論:講談社現代新書」の頁158-159です。
「平仮名と音の体系」という小見出しがついており、冒頭から、以下の問答が始まります。
橋爪「もうひとつ、気になることを言っていいかな。」
大澤「はい。」
橋爪「万葉仮名の時代には、日本語の母音は、八つあったはずだ。」
大澤「なるほど。」
橋爪「橋本進吉博士(国語学者。国語学会初代会長)が、母音調和という現象を、万葉仮名の使い分けのなかに発見したでしょう。それで日本語が、トルコ語系統だということがわかった。戦前国語学の画期的業績です。「万葉集」など、奈良朝までのまでの日本語は、母音の数がいまより多かった。でも、平安になると、その母音が習合してしまって、五つになった。さて平仮名はこの、平安の母音体系に合っていると思うわけ。片仮名も、この母音体系に合っていて、五十音なわけだ。
さて、ここから先は私の乱暴が仮説なんだけど、平仮名が表音文字であることにより、この文字体系ができると、音韻の変化がそこでストップした。」
大澤「なるほど。ありえますね。」
橋爪「そして平仮名は、表音文字であるので、感情や思考のすべてを五十音で表現できる万能のツールになった。これは、中国語の漢字システムには存在しないことなんです。..以下略。」
別な事ですが、頁149には橋爪氏の発言で「片仮名は、僧侶の便宜のためのものだったが、あるところで進化が止まっちゃっていると思う。平仮名が発達してから、それに対応する片仮名というかたちに、整理された。以下略。」
「片仮名は、僧侶の便宜のためのもの」というのも新発見?というか、聞いた事がありませんでした。本当なのでしょうか?
書店で、「げんきな日本論:講談社現代新書」の拾い読みをしていたら、「日本語が、トルコ語系統だということがわかった。」と書いてあったので、びっくりしたのです。それが一か月前の事です。なんだか、馬鹿馬鹿しいので、放っておいたですが、昨日図書館で同書が借りられることがわかり、読んでみました。
「げんきな日本論:講談社現代新書」の頁158-159です。
「平仮名と音の体系」という小見出しがついており、冒頭から、以下の問答が始まります。
橋爪「もうひとつ、気になることを言っていいかな。」
大澤「はい。」
橋爪「万葉仮名の時代には、日本語の母音は、八つあったはずだ。」
大澤「なるほど。」
橋爪「橋本進吉博士(国語学者。国語学会初代会長)が、母音調和という現象を、万葉仮名の使い分けのなかに発見したでしょう。それで日本語が、トルコ語系統だということがわかった。戦前国語学の画期的業績です。「万葉集」など、奈良朝までのまでの日本語は、母音の数がいまより多かった。でも、平安になると、その母音が習合してしまって、五つになった。さて平仮名はこの、平安の母音体系に合っていると思うわけ。片仮名も、この母音体系に合っていて、五十音なわけだ。
さて、ここから先は私の乱暴が仮説なんだけど、平仮名が表音文字であることにより、この文字体系ができると、音韻の変化がそこでストップした。」
大澤「なるほど。ありえますね。」
橋爪「そして平仮名は、表音文字であるので、感情や思考のすべてを五十音で表現できる万能のツールになった。これは、中国語の漢字システムには存在しないことなんです。..以下略。」
別な事ですが、頁149には橋爪氏の発言で「片仮名は、僧侶の便宜のためのものだったが、あるところで進化が止まっちゃっていると思う。平仮名が発達してから、それに対応する片仮名というかたちに、整理された。以下略。」
「片仮名は、僧侶の便宜のためのもの」というのも新発見?というか、聞いた事がありませんでした。本当なのでしょうか?
追記
「げんきな日本論:講談社現代新書」第一刷(2016年10月20日発行)からの引用です。
Re: 日本語はトルコ語系統???
火狐さん
迅速なご返信、ありがとうございます。
>「片仮名は、僧侶の便宜のためのもの」というのも新発見?というか、聞いた事がありませんでした。本当なのでしょうか?
いやいや、F爺にも初耳です。
橋爪大三郎なる人物、とんでもなく傲慢な贋物です。「習合」という術語の意味も解っていません。記事を立てることにします。一篇で済むかどうか分からないので熟考しますが、長くはお待たせしません。
迅速なご返信、ありがとうございます。
>「片仮名は、僧侶の便宜のためのもの」というのも新発見?というか、聞いた事がありませんでした。本当なのでしょうか?
いやいや、F爺にも初耳です。
橋爪大三郎なる人物、とんでもなく傲慢な贋物です。「習合」という術語の意味も解っていません。記事を立てることにします。一篇で済むかどうか分からないので熟考しますが、長くはお待たせしません。
No title
小島さんへ (18)
「げんきな日本論:講談社現代新書」の頁158-159です。第一刷(2016年10月20日発行)からの引用です。
「平仮名と音の体系」という小見出しがついており、冒頭から、以下の問答が始まります。
橋爪:もうひとつ、気になることを言っていいかな。
大澤:はい。
橋爪:万葉仮名の時代には、日本語の母音は、八つあったはずだ。
大澤:なるほど。
橋爪:橋本進吉博士(国語学者。国語学会初代会長)が、母音調和という現象を、万葉仮名の使い分けのなかに発見したでしょう。それで日本語が、トルコ語系統だということがわかった。戦前国語学の画期的業績です。「万葉集」など、奈良朝までのまでの日本語は、母音の数がいまより多かった。でも、平安になると、その母音が習合してしまって、五つになった。さて平仮名はこの、平安の母音体系に合っていると思うわけ。片仮名も、この母音体系に合っていて、五〇音なわけだ。
さて、ここから先は私の乱暴が仮説なんだけど、平仮名が表音文字であることにより、この文字体系ができると、音韻の変化がそこでストップした。
大澤:なるほど。ありえますね。
橋爪:そして平仮名は、表音文字であるので、感情や思考のすべてを五〇音で表現できる万能のツールになった。これは、中国語の漢字システムには存在しないことなんです。..以下略。
「げんきな日本論:講談社現代新書」の頁158-159です。第一刷(2016年10月20日発行)からの引用です。
「平仮名と音の体系」という小見出しがついており、冒頭から、以下の問答が始まります。
橋爪:もうひとつ、気になることを言っていいかな。
大澤:はい。
橋爪:万葉仮名の時代には、日本語の母音は、八つあったはずだ。
大澤:なるほど。
橋爪:橋本進吉博士(国語学者。国語学会初代会長)が、母音調和という現象を、万葉仮名の使い分けのなかに発見したでしょう。それで日本語が、トルコ語系統だということがわかった。戦前国語学の画期的業績です。「万葉集」など、奈良朝までのまでの日本語は、母音の数がいまより多かった。でも、平安になると、その母音が習合してしまって、五つになった。さて平仮名はこの、平安の母音体系に合っていると思うわけ。片仮名も、この母音体系に合っていて、五〇音なわけだ。
さて、ここから先は私の乱暴が仮説なんだけど、平仮名が表音文字であることにより、この文字体系ができると、音韻の変化がそこでストップした。
大澤:なるほど。ありえますね。
橋爪:そして平仮名は、表音文字であるので、感情や思考のすべてを五〇音で表現できる万能のツールになった。これは、中国語の漢字システムには存在しないことなんです。..以下略。
Re: No title
火狐さん
引用文を書き直したご投稿、ありがとうございます。お手数かけました。
あと二箇所、誤打鍵と見えます。
×「奈良朝までのまでの日本語は」
○「奈良朝までの日本語は
×「ここから先は私の乱暴が仮説」
○「ここから先は私の乱暴な仮説」
・・・ですよね。
引用文を書き直したご投稿、ありがとうございます。お手数かけました。
あと二箇所、誤打鍵と見えます。
×「奈良朝までの
○「奈良朝までの日本語は
×「ここから先は私の乱暴が仮説」
○「ここから先は私の乱暴な仮説」
・・・ですよね。
誤打鍵
小島さんへ
誤打鍵の指摘、その通りです。申し訳ありません。
誤打鍵の指摘、その通りです。申し訳ありません。
Re: 誤打鍵
火狐さん
ご確認、ありがとうございます。記事には訂正を施したものを引用します。下書きを始めましたが、三篇ぐらいに分けることになりそうです。
ご確認、ありがとうございます。記事には訂正を施したものを引用します。下書きを始めましたが、三篇ぐらいに分けることになりそうです。