視覚像記憶欠損症
- 2019/06/26
- 20:52
想定外のニュースを見つけたので、他の記事の掲載を順延してこの記事を立てることにしました。
2019年6月26日 付けのLe Mondeル・モンド紙の「科学と医学特集」の第三面に
「L’aphantasie ou l’imagination aveugle」
と題した記事が載っています。
非逐語訳を試みると、【視覚像記憶欠損症】となります。
この記事のウェブ版は、6月21日付けです。
あちこち調べてみたら、2017年4月12日付けの同紙にも、このことに関する記事が載っていました。
視覚像記憶の欠損している人が、なんと全人口の2%を占めるというのです。
〈例えば犀(さい)がどんな動物なのかを知識としては知っているが、画像としての記憶は全然無い〉
〈しかし、聴覚像記憶や情動記憶は健在なので、日常生活に差し支えは無い〉
〈偶(たま)に訪れた場所の様子を思い出すことは不可能〉
〈しかし、よく通る場所なら、道の幅や長さ、特定の建物の所在などを知識として記憶することは出来る〉
〈どんなに親しい人でも、顔を思い出すことは不可能〉
〈しかし、背丈、体つき、髪の色、眼の色などを知識として記憶することが出来るから、同定できる。髪の色を染め変えられると誰だか判らなくなる〉
〈自分に視覚像記憶が欠損しているという自覚の無い人が多い〉
のだそうです。
著名人でこの欠損症を公表している人もいて、Mozilla Firefoxの創始者の一人Blake Ross氏などがその例だそうです。
視覚像記憶には好都合なこともあるのだそうです。例えば
〈どんな恐ろしい画像を見ても、その記憶に悩まされることは無い〉
でも・・・記事には書いてありませんが、
《情動記憶も聴覚像記憶も健在なら、恐ろしい経験をしたことの記憶に悩まされることはあるんだろう》
とF爺は推測します。
予告
今日は、もう一本、想定外の質問に答えを見つけるための記事を掲載します。しばらくお待ちください。
2019年6月26日 付けのLe Mondeル・モンド紙の「科学と医学特集」の第三面に
「L’aphantasie ou l’imagination aveugle」
と題した記事が載っています。
非逐語訳を試みると、【視覚像記憶欠損症】となります。
この記事のウェブ版は、6月21日付けです。
あちこち調べてみたら、2017年4月12日付けの同紙にも、このことに関する記事が載っていました。
視覚像記憶の欠損している人が、なんと全人口の2%を占めるというのです。
〈例えば犀(さい)がどんな動物なのかを知識としては知っているが、画像としての記憶は全然無い〉
〈しかし、聴覚像記憶や情動記憶は健在なので、日常生活に差し支えは無い〉
〈偶(たま)に訪れた場所の様子を思い出すことは不可能〉
〈しかし、よく通る場所なら、道の幅や長さ、特定の建物の所在などを知識として記憶することは出来る〉
〈どんなに親しい人でも、顔を思い出すことは不可能〉
〈しかし、背丈、体つき、髪の色、眼の色などを知識として記憶することが出来るから、同定できる。髪の色を染め変えられると誰だか判らなくなる〉
〈自分に視覚像記憶が欠損しているという自覚の無い人が多い〉
のだそうです。
著名人でこの欠損症を公表している人もいて、Mozilla Firefoxの創始者の一人Blake Ross氏などがその例だそうです。
視覚像記憶には好都合なこともあるのだそうです。例えば
〈どんな恐ろしい画像を見ても、その記憶に悩まされることは無い〉
でも・・・記事には書いてありませんが、
《情動記憶も聴覚像記憶も健在なら、恐ろしい経験をしたことの記憶に悩まされることはあるんだろう》
とF爺は推測します。
予告
今日は、もう一本、想定外の質問に答えを見つけるための記事を掲載します。しばらくお待ちください。