外出禁止53日目 : フランスの国境封鎖は「無期限で」続く
- 2020/05/08
- 18:48
フランスでは、外出禁止53日目になりました。宣誓書を持参しないで外出すると罰金を取られるのは、あと2日だけです。
昨日の午後の街
いつものように閑散。
白い蝶
今年初めて蝶を見ました。一匹だけです。翅(はね)は、全体としては白いのですが、後翅の縁(ふち)に黒い部分がありました。ひらひら、ひらひら。目で追いますが、至近距離からは観察できなかったので、種名は判りません。
《昔は、今頃の季節、いろんな種類の蝶が何百匹もフランスの野原や牧場を舞っていたものだったなあ・・・》
「昔」というのは、50年ぐらい前のことです。
今朝までの情報
死者数
フランスにおけるCovid-19による累計死者数は、2020年5月7日の19時52分までの集計で2万5987名だとのことです。そのうち病院での死亡者が1万6386名、高齢者入居施設での死亡者が9601名という発表です。
直近の24時間の死者数は、公表で178名です。前日と前々日に比べてはっきりと減っています。
危険度地図
フランスの「県別のCovid-19危険度」を色分けした地図の「5月11日までは変更しないと決まっている」記載が5月7日の午後、発表になりました。
北東部四分の一ほどが「赤」、残りの地域が「緑」という色分けになっています。
両地域での「解除」程度の違いは、実は大したことは無いそうです。「赤」の地域では
〈中学校の開校が、5月18日ではなく、6月2日以降になる〉
〈公園が6月2日の朝までは閉鎖したまま〉
の二点が「緑」の地域との主要な違いです。
【色分けは、毎日、新しい状況を汲んで塗り換える。しかし、6月2日までは、政策を変えない】
そうです。「危険度地図」が一日も早く「危険度ゼロ地図」に変わりますように。
スポーツ
「緑」の県でも「赤」の県でも、個人でしかスポーツは出来ません。集団スポーツは、禁止のままです。
海岸と湖岸
海岸も湖岸も原則として閉鎖のままですが、「緑」の県に限って
〈県知事の裁量で特定の場所を開放することは可能〉
だそうです。
理髪店と美容院
「緑」の県でも「赤」の県でも、理髪店や美容院は再開できます。
〈完全予約制で、店内で待つ客がいないこと〉
〈客も理髪師も美容師もマスクをしたままであること〉
などの条件が付きます。
宗教施設
「緑」の県でも「赤」の県でも、宗教施設は6月2日までは閉鎖したままです。但し、
〈5月29日を目途に政策変更があるかもしれない〉
とのことです。
図書館と小規模な博物館・美術館
「緑」の県でも「赤」の県でも、図書館と小規模な博物館・美術館は再開できます。但し、「互いに最低でも1mの距離を置くこと」などが条件です。
飲食店や喫茶店
飲食店や喫茶店は、「緑」の県でも「赤」の県でも、
〈今は、閉鎖したまま〉
但し
〈6月2日以降は、「緑」の県に限って開店が可能になるかもしれない〉
ということです。
露天の市場
露天の市場は、「緑」の県でも「赤」の県でも、5月11日以降、再開します。
但し、
〈県知事が
「体の接触を避けることが出来ない」
と判断した場合には禁止できる〉
そうです。
バ・ラン県の女知事は、どんな判断をするのでしょうか。禁止したら、
〈市場の感染対策さえもまともに出来ない〉
という悪評が立つことを認識しているでしょうか。
来週になってみないと判らないことです。糠(ぬか)喜びに終わりませんように。
交通機関
5月11日以降、交通機関を利用するには、引き続き、「必要不可欠」であることを証明する雇用主発行の文書が必要。
言い換えると、雇用主の要請証明が無い人は、バスにも電車にも乗れないのです。
交通機関内のマスク
5月11日以降、11歳以上の者は、交通機関内でマスク着用必須。違反者は、子供でも、罰金135ユーロ。
国境封鎖
フランス国境は、少なくとも6月15日まで、封鎖。「国境越えをする通勤者」や「国境を越えないと子供を引き取ることの出来ない離婚夫婦」などには特例を認める。
国境封鎖 シェンゲン条約圏の外の国々に対して
フランスとシェンゲン条約圏の外の国々との往来は、今のところ無期限で禁止。
政策の変更は5月末以降に発表
政策の変更は、「5月末以降に発表する」ということです。これは、〈政策に変更があるという保証〉ではありませんね・・・。
今朝の街
5月8日は、フランスでは、「第二次世界大戦の戦勝記念日」という祝日です。「食料品の買い物をしに行く」ことが出来ないので、まだ外出はしていません。
(パン屋だけは朝のうち営業しているはずですが、買い置きのパンが十分にあります)
快晴です。予報では、午後は暑くなるそうです。ジョギングには必ず出掛けます。
予告
今日も、もう一本、新しい記事を掲載します。「贋物・幽霊情報」のカテゴリーに入る記事です。しばらくお待ちください。
昨日の午後の街
いつものように閑散。
白い蝶
今年初めて蝶を見ました。一匹だけです。翅(はね)は、全体としては白いのですが、後翅の縁(ふち)に黒い部分がありました。ひらひら、ひらひら。目で追いますが、至近距離からは観察できなかったので、種名は判りません。
《昔は、今頃の季節、いろんな種類の蝶が何百匹もフランスの野原や牧場を舞っていたものだったなあ・・・》
「昔」というのは、50年ぐらい前のことです。
今朝までの情報
死者数
フランスにおけるCovid-19による累計死者数は、2020年5月7日の19時52分までの集計で2万5987名だとのことです。そのうち病院での死亡者が1万6386名、高齢者入居施設での死亡者が9601名という発表です。
直近の24時間の死者数は、公表で178名です。前日と前々日に比べてはっきりと減っています。
危険度地図
フランスの「県別のCovid-19危険度」を色分けした地図の「5月11日までは変更しないと決まっている」記載が5月7日の午後、発表になりました。
北東部四分の一ほどが「赤」、残りの地域が「緑」という色分けになっています。
両地域での「解除」程度の違いは、実は大したことは無いそうです。「赤」の地域では
〈中学校の開校が、5月18日ではなく、6月2日以降になる〉
〈公園が6月2日の朝までは閉鎖したまま〉
の二点が「緑」の地域との主要な違いです。
【色分けは、毎日、新しい状況を汲んで塗り換える。しかし、6月2日までは、政策を変えない】
そうです。「危険度地図」が一日も早く「危険度ゼロ地図」に変わりますように。
スポーツ
「緑」の県でも「赤」の県でも、個人でしかスポーツは出来ません。集団スポーツは、禁止のままです。
海岸と湖岸
海岸も湖岸も原則として閉鎖のままですが、「緑」の県に限って
〈県知事の裁量で特定の場所を開放することは可能〉
だそうです。
理髪店と美容院
「緑」の県でも「赤」の県でも、理髪店や美容院は再開できます。
〈完全予約制で、店内で待つ客がいないこと〉
〈客も理髪師も美容師もマスクをしたままであること〉
などの条件が付きます。
宗教施設
「緑」の県でも「赤」の県でも、宗教施設は6月2日までは閉鎖したままです。但し、
〈5月29日を目途に政策変更があるかもしれない〉
とのことです。
図書館と小規模な博物館・美術館
「緑」の県でも「赤」の県でも、図書館と小規模な博物館・美術館は再開できます。但し、「互いに最低でも1mの距離を置くこと」などが条件です。
飲食店や喫茶店
飲食店や喫茶店は、「緑」の県でも「赤」の県でも、
〈今は、閉鎖したまま〉
但し
〈6月2日以降は、「緑」の県に限って開店が可能になるかもしれない〉
ということです。
露天の市場
露天の市場は、「緑」の県でも「赤」の県でも、5月11日以降、再開します。
但し、
〈県知事が
「体の接触を避けることが出来ない」
と判断した場合には禁止できる〉
そうです。
バ・ラン県の女知事は、どんな判断をするのでしょうか。禁止したら、
〈市場の感染対策さえもまともに出来ない〉
という悪評が立つことを認識しているでしょうか。
来週になってみないと判らないことです。糠(ぬか)喜びに終わりませんように。
交通機関
5月11日以降、交通機関を利用するには、引き続き、「必要不可欠」であることを証明する雇用主発行の文書が必要。
言い換えると、雇用主の要請証明が無い人は、バスにも電車にも乗れないのです。
交通機関内のマスク
5月11日以降、11歳以上の者は、交通機関内でマスク着用必須。違反者は、子供でも、罰金135ユーロ。
国境封鎖
フランス国境は、少なくとも6月15日まで、封鎖。「国境越えをする通勤者」や「国境を越えないと子供を引き取ることの出来ない離婚夫婦」などには特例を認める。
国境封鎖 シェンゲン条約圏の外の国々に対して
フランスとシェンゲン条約圏の外の国々との往来は、今のところ無期限で禁止。
政策の変更は5月末以降に発表
政策の変更は、「5月末以降に発表する」ということです。これは、〈政策に変更があるという保証〉ではありませんね・・・。
今朝の街
5月8日は、フランスでは、「第二次世界大戦の戦勝記念日」という祝日です。「食料品の買い物をしに行く」ことが出来ないので、まだ外出はしていません。
(パン屋だけは朝のうち営業しているはずですが、買い置きのパンが十分にあります)
快晴です。予報では、午後は暑くなるそうです。ジョギングには必ず出掛けます。
予告
今日も、もう一本、新しい記事を掲載します。「贋物・幽霊情報」のカテゴリーに入る記事です。しばらくお待ちください。