コロナ禍の9月15日 : 行政裁判所がバ・ラン県知事に二度目のお灸を
- 2020/09/15
- 19:13
日曜日の午後から昨日の午後までの街
日曜日
「両岸公園」は、結構な人出。7歳ぐらいの女の子がぞろぞろ自転車に乗って国境(くにざかい)の橋をドイツ側に向かって渡っていました。数えてみたら12台。先導する大人の男が一人と、最後尾に大人の女が二人、いずれも自転車に乗って、付き添っていました。
すぐ後で、今度は、電動(でんどう)車椅子(くるまいす)のご婦人が3人一緒に。「一人で電動車椅子」の人はこの橋でも何度か見たことがありますが、三人で列を成しているのは初めてです。
月曜日
最高気温は31℃。九月半ばとは思えない暑さでした。いつものように運河に架かる橋の袂の階段で上り下りを十分にこなした後、やはり「両岸公園」まで行って来ました。平日なので閑散としていました。
上流で雨の降らない日が続いているため、ライン河の水は、「かなり澄んだ緑色」になっていました。浅い所は底が見えます。
上流に目をやると、南の果てにスイス・アルプスがうっすらと見えていました。前日も見えていたのかもしれませんが、気が付きませんでした。大雨の後だと、くっきり見えることもあるのです。
帰りにもう一度、階段の上り下り。蝸牛(かたつむり)が何百匹も揃って丈の高い草の茎に上り「暑さと乾燥に耐える姿勢」を取っていました。壮観でした。
今朝までのフランスのCovid-19情報
週末には、病院関係の数字の発表がありませんでした。
感染者数
PCR検査で陽性の人の数は、
月曜日の朝までの報道で38万1094名。前日比、+7183名。
今朝までの報道で38万7252名。前日比、+6158名。1万人超に比べれば減っているけど・・・。
死者数
死者数は、
月曜日の朝までの報道で3万0916名。前日比、+6名。
今朝までの報道で3万0950名。前日比、+34名。
こちらの数字は、低い水準で停滞しています。不思議です。
入院患者数
入院患者数は、
今朝までの報道で5498名。前日比、+251名。
このうち救命治療室の収容者数は、
今朝までの報道で712名。前日比、+43名。
恢復して退院した人の数
無事に恢復して退院できた人の数は、
今朝までの報道で8万9507名。前日比、+237名。
ストラスブール大学で集団感染の疑惑が2件
ストラスブール大学のIllkirch-Graffenstadenキャンパスで新型コロナウィールスの集団感染と見做し得る状況の報告が2件あります。
学内で無料のPCR検査を受けた500名の学生のうち二つのグループの合計45名が陽性反応を示したのです。
9月14日から「少なくとも24日まで」閉校し、その間の講義は全て在宅で(= オンラインで)行なうという発表です。
ところが、新学期は、始まったばかりなのです。学内で感染したとしたら、まだ反応は現われないはずの時期です。そのため、
「学生が多数集まったから集団感染が起った」
のではなく、
「すでに学外で感染していた学生が、大挙して無料のPCR検査を受けて表に出た」
のだろうと、大学側は推測しているとのことです。
今朝までの他の情報
バ・ラン県知事に行政裁判所が二度目のお灸を
ストラスブール市民21人の訴えを受けて、9月14日に、行政裁判所が、大方の予想通り、バ・ラン県知事に
【Conseil d’Etat (最高行政裁判所)の指示に従って、ストラスブール市におけるマスク着用の強制を、市の全域でなく、人口密集地域に限るように条例を書き直せ】
という内容の判決を下しました。
二度目の書き直し命令です。知事のJosiane Chevalier夫人は、金曜日の正午までに書き直さなければならないのだそうです。
さて、この木端(こっぱ)役人茶番劇は、どんな経過を辿ってどんな結果に到るのでしょうか。自分の住んでいる町のことでなかったら笑い話で済むのですが・・・。
日本では菅(すが)氏が明日、新総理になると
日本の首相交代劇が、当然、国際ニュースになっています。フランス語圏の報道は、日本語で出ているものと変わらない内容です。
《誤報常習犯のフランス人の特派員なんて、独自の取材はしていないんじゃないか》
と疑ってしまいます。
今朝の街
連日、快晴。今日の予想最高気温は、32℃です。ジョギングの条件が真夏並みです。早朝にもひとっ走りして来ましたが、午後出掛ける時には、熱中症に気を付けなければなりません。
青物市場
いつもの火曜日のように、朝早く市場に行って来ました。
マスク条例の件で県知事の二度目の敗訴のニュースが伝わっているせいか、心なしか、露天商にも、客にも、マスクを顎にずらしていたり全然付けていなかったりする人が増えているようです。市場中を歩き廻ったわけではありませんが。
客が商品に触ることを妨げる「紐」を張っている店は、F爺の歩いた範囲では、見つかりませんでした。商品に触ることを禁止するよりも「手洗いの励行」や「生で食べる野菜や果物は良く洗うこと」のほうが感染予防にはずっと有効だということに、そろそろ、みんなが気付いて来たのでしょうか。
日曜日
「両岸公園」は、結構な人出。7歳ぐらいの女の子がぞろぞろ自転車に乗って国境(くにざかい)の橋をドイツ側に向かって渡っていました。数えてみたら12台。先導する大人の男が一人と、最後尾に大人の女が二人、いずれも自転車に乗って、付き添っていました。
すぐ後で、今度は、電動(でんどう)車椅子(くるまいす)のご婦人が3人一緒に。「一人で電動車椅子」の人はこの橋でも何度か見たことがありますが、三人で列を成しているのは初めてです。
月曜日
最高気温は31℃。九月半ばとは思えない暑さでした。いつものように運河に架かる橋の袂の階段で上り下りを十分にこなした後、やはり「両岸公園」まで行って来ました。平日なので閑散としていました。
上流で雨の降らない日が続いているため、ライン河の水は、「かなり澄んだ緑色」になっていました。浅い所は底が見えます。
上流に目をやると、南の果てにスイス・アルプスがうっすらと見えていました。前日も見えていたのかもしれませんが、気が付きませんでした。大雨の後だと、くっきり見えることもあるのです。
帰りにもう一度、階段の上り下り。蝸牛(かたつむり)が何百匹も揃って丈の高い草の茎に上り「暑さと乾燥に耐える姿勢」を取っていました。壮観でした。
今朝までのフランスのCovid-19情報
週末には、病院関係の数字の発表がありませんでした。
感染者数
PCR検査で陽性の人の数は、
月曜日の朝までの報道で38万1094名。前日比、+7183名。
今朝までの報道で38万7252名。前日比、+6158名。1万人超に比べれば減っているけど・・・。
死者数
死者数は、
月曜日の朝までの報道で3万0916名。前日比、+6名。
今朝までの報道で3万0950名。前日比、+34名。
こちらの数字は、低い水準で停滞しています。不思議です。
入院患者数
入院患者数は、
今朝までの報道で5498名。前日比、+251名。
このうち救命治療室の収容者数は、
今朝までの報道で712名。前日比、+43名。
恢復して退院した人の数
無事に恢復して退院できた人の数は、
今朝までの報道で8万9507名。前日比、+237名。
ストラスブール大学で集団感染の疑惑が2件
ストラスブール大学のIllkirch-Graffenstadenキャンパスで新型コロナウィールスの集団感染と見做し得る状況の報告が2件あります。
学内で無料のPCR検査を受けた500名の学生のうち二つのグループの合計45名が陽性反応を示したのです。
9月14日から「少なくとも24日まで」閉校し、その間の講義は全て在宅で(= オンラインで)行なうという発表です。
ところが、新学期は、始まったばかりなのです。学内で感染したとしたら、まだ反応は現われないはずの時期です。そのため、
「
のではなく、
「すでに学外で感染していた学生が、大挙して無料のPCR検査を受けて表に出た」
のだろうと、大学側は推測しているとのことです。
今朝までの他の情報
バ・ラン県知事に行政裁判所が二度目のお灸を
ストラスブール市民21人の訴えを受けて、9月14日に、行政裁判所が、大方の予想通り、バ・ラン県知事に
【Conseil d’Etat (最高行政裁判所)の指示に従って、ストラスブール市におけるマスク着用の強制を、市の全域でなく、人口密集地域に限るように条例を書き直せ】
という内容の判決を下しました。
二度目の書き直し命令です。知事のJosiane Chevalier夫人は、金曜日の正午までに書き直さなければならないのだそうです。
さて、この木端(こっぱ)役人茶番劇は、どんな経過を辿ってどんな結果に到るのでしょうか。自分の住んでいる町のことでなかったら笑い話で済むのですが・・・。
日本では菅(すが)氏が明日、新総理になると
日本の首相交代劇が、当然、国際ニュースになっています。フランス語圏の報道は、日本語で出ているものと変わらない内容です。
《誤報常習犯のフランス人の特派員なんて、独自の取材はしていないんじゃないか》
と疑ってしまいます。
今朝の街
連日、快晴。今日の予想最高気温は、32℃です。ジョギングの条件が真夏並みです。早朝にもひとっ走りして来ましたが、午後出掛ける時には、熱中症に気を付けなければなりません。
青物市場
いつもの火曜日のように、朝早く市場に行って来ました。
マスク条例の件で県知事の二度目の敗訴のニュースが伝わっているせいか、心なしか、露天商にも、客にも、マスクを顎にずらしていたり全然付けていなかったりする人が増えているようです。市場中を歩き廻ったわけではありませんが。
客が商品に触ることを妨げる「紐」を張っている店は、F爺の歩いた範囲では、見つかりませんでした。商品に触ることを禁止するよりも「手洗いの励行」や「生で食べる野菜や果物は良く洗うこと」のほうが感染予防にはずっと有効だということに、そろそろ、みんなが気付いて来たのでしょうか。