ビタミンB群の名前の読み方: アンケートの纏め

当ブログの記事〈ビタミンB群の名前の読み方〉
でお願いしたアンケートの纏めをします。

コメントでご回答くださった「猫またぎ」さん、チョルスさん、「106」さん、火狐さん、「つまみ食い遍路のR」君、
メールなどでご意見をお知らせくださった皆様、
誠にありがとうございます。

アンケートの質問

アンケートの質問は、こうでした。

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　　　質問　一

　　　皆様は、「ビタミンB6」をどう読みますか。

　　　質問　二

　　　皆様は、「ビタミンB12」をどう読みますか。
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ご回答

質問　一

「ビタミン・ビー・ろく」とおっしゃる方が圧倒的に多いという結果が出ています。
(「猫またぎ」さん、「106」さん、火狐さん、「つまみ食い遍路のR」君)

「ビー・シックス」と言う、というご回答は、チョルスさんなど、ごく少数。

「猫またぎ」さんは、こういうご感想を述べていらっしゃいます。
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ビーシックス、ビートウェルブと日常会話で言うと「かっこつけてる」「気取っている」と言う印象を持ちます（私が関西人だからかもしれませんが）。
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質問　二

「ビタミン・ビー・じゅうに」というご回答を、例外無く、全員から戴きました。

「日本ビタミン学会」のやり方

火狐さんから、こんなお知らせがありました。
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ビタミンに読み方に疑問をもった読売新聞の記者がいます。道浦俊彦さんという方です。この方がビタミン学会に問い合わせた，ビタミンの読み方に関する記事があります。

それによると「日本ビタミン学会」（京都）に電話で伺ったところ、
“数字部分を英語読みするか日本語読みするかについてはよくわかりません。特に原則のようなものはなく、慣例で１，２は英語読み、６、１２は日本語読みしているということでした”という返事だったそうです。
合理的理由はなさそうです。私もビタミン学会同様，１，２は英語読み、６、１２は日本語読みにしています。
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F爺の説明仮説

英語起源のカタカナ数字のうち「ワン」「ツー」「スリー」までは、多数の言い廻しで用いるため、日本語人の大多数が聞き慣れ、言い慣れています。

「フォー」または「フォア」(*)は、用いる場面がぐっと少なくなります。

(*)「フォア」は、野球用語の「フォア・ボール」では、「four」に由来するため「4」という意味です。ところが、テニス用語などでの「フォア・ハンド」では、「fore」に由来するため「前」という意味です。熟語全体を聴かないと意味が解りません。

その上は、数が増えるに従って使用頻度が少なくなる傾向があります。例外は「セブン」と「テン」。

なお、野球用語としては「ナイン」も普通の言葉ですが、それ以外の場で単純に「9」「九つ」という意味で用いることは稀です。

こういう事情があるため、誰が決めたわけでもなく、使用頻度の低い「スィックス、シックス」や「トゥェルヴ、トウェルブ」を避けて、「ビー・ろく」「ビー・じゅうに」という読み方が広まったのだろうとF爺は推測しています。

皆様は、いかがお考えでしょうか。