コロナ禍の12月29日 : 二日続けて市内を18km歩く
- 2020/12/29
- 21:21
昨日の午後の街
雨のち晴れ。10℃まで気温が上がりました。郊外型の商業施設でないと売っていない種類のある物を買う必要に迫られました。
コロナ禍が無ければ路面電車に乗って行く距離なのですが、電車の中は「人混み」に決まっています。年末年始の休暇中ですから、時間はたっぷりあります。
《よし、散歩代わりに歩いて行ってみよう。帰りは、重すぎると感じたら電車に乗ることにしても良い》
・・・というわけで、午後の早い時間に歩き出しました。出掛けには雨がまだポツポツ降っていたのですが、やがて止み、青空も見えて来ました。後から考えると、もう五分待ってから出れば傘は持たずに往復できたのです。
《お天道様の気紛れだけは、どうしようも無いなあ》
何年も徒歩では通っていない道です。路面電車の新しい路線に・・・以前は無かった建物やら・・・廃業した映画館やら・・・時の経過と言うか、時代の大きな流れを感じてしまいます。
商業施設は、昔と変わらない場所にありました。改築したようで、見覚えの無い入り口が幾つもあります。店の制服を着た警備員に訊いてみました。
「済みません。〇〇売り場は、どこから入ると近いんでしょうか」
「あ、お客さん、ご存じなかったんですか。〇〇売り場は、午前中だけ駐車場に立つんです。ご面倒でも、明日の朝、来てください。正午には閉店しますから、お早めに」
「ええっ、そうだったんですか」
「インターネットでも広報してますけどねえ」
「いや、検索してみようとは、思い付きませんでした」
仕方がありません。翌朝、出直すことにします。必需品ですが、急を要することではなかったのが不幸中の幸いです。
《いつもとは違う道を散歩した、と思えば良いや》
後で地図を見て計算してみたら、往復して二時間半足らず、平均時速7.5kmで歩いていました。体調は、申し分ありません。
《明日は、帰りの道は、荷物が重いからもっと時間が掛かるだろうな》
今朝までのフランスのCovid-19情報
感染者数
PCR検査と抗原検査で陽性の人の数は、
土曜日の夜までに累計255万0864名。前日比、+0万3093名。
日曜日の夜までに累計255万9686名。前日比、+0万8822名。
月曜日の夜までに累計256万2646名。前日比、+0万2960名。
感染者数が減っているように見えますが、
「クリスマスから週末に掛けては検査数が少なかった」ために
「今週半ばには数値が高くなる可能性が大きい」
のだそうです。そして、検査数の詳しい数字が出ていません。
火曜日と水曜日の夜までの数字がどうなるか、心配です。杞憂だと良いのですが。
死者数
死者数は、
土曜日の夜までに累計6万2573名。前日比、+146名。
日曜日の夜までに累計6万2746名。前日比、+173名。
月曜日の夜までに累計6万3109名。前日比、+363名。
入院患者数
入院患者数は、火曜日の朝、2万4678名。前日比、+25名。
このうち救命治療室の収容者数は、2703名。前日比、+44名。
恢復して退院した人の数
無事に恢復して退院できた人の数は、火曜日の朝、19万0722名。前日比、+781名。
今朝までの情報
ヨーロッパのメディアは、
〈英国のEU離脱交渉が12月24日に一応纏まったこと〉と
〈Covid-19に効くというワクチン〉
の話題で一杯です。
フランスは、ヨーロッパで一番、「ワクチン不信率」が高いのだそうです。
今朝の街
夜明け前に大雨の音。F爺が起き出した頃には小止みになり、出掛けた時には上がっていました。昨日から決めていた通り、まだ薄暗いうちに青物市場に行き、その後すぐに、昨日のうちには出来なかった買い物をしに、歩いて遠出しました。
青物市場
時間が早かったせいかもしれませんが、アラブ人やトルコ人がやっている店は、どこも、客に自分で商品を択ばせていました。
《自分で択べるって、幸せなことだなあ・・・》
三軒で数品ずつ野菜と果物を買いました。少量の買い物なのに、どの露天商も愛想よく応対してくれました。
キリスト教徒でない商人たちにとっては、
「先週末は、自分たちとは関係の無いお祭りのせいで休業させられた。ただ収入が減るだけだから迷惑。でも、そのことを承知の上で移民して来た者としては、文句を言うことは出来ない」
のだそうです。
みんな
〈F爺さんも非キリスト教徒だ〉
と知っているから、ぼやきを聞いてもらっても告げ口などされることは無いと安心しているようです。
遠出
午前中に昨日と同じ道を歩いて往復しましたが、新しい建物などを見ても珍しいとは思わないせいか、帰宅してみると、昨日よりも短い時間しか掛かっていませんでした。昨日は、
《この建物は、何だろう》とか
《ガード下を潜るのは、もっと先だったかな》
などと思っていた時に、我知らず、歩く速度が落ちていたのでしょう。
往路ではごく僅かだった青空が、復路ではぐーっと広がっていました。
《これで、マスクをしている人がいなければ、「普通」の生活に見えるんだけど》
さて、コロナ禍の最中の大晦日は?
今年も押し迫りました。大晦日(おおみそか)まで、あと二日です。夜中の12時の爆竹は、例年通りなのでしょうか。少しは控え目になるのでしょうか。どちらにしても、夜中に轟音で起こされるのは真っ平御免ですから、31日は、早寝は出来ません。
F爺の住んでいるバ・ラン県の地元紙のサイトによると、当県の女知事は、
〈大晦日に大人数が集まるという情報を得たら通報してください〉
と公に言っているそうです。
密告は、フランスでも、逆恨みされます。大人数で集まる計画を立てている人がどのくらいいるのかは知り得ませんが、「通報」する人が多数出て来るとは、ちょっと思えません。
雨のち晴れ。10℃まで気温が上がりました。郊外型の商業施設でないと売っていない種類のある物を買う必要に迫られました。
コロナ禍が無ければ路面電車に乗って行く距離なのですが、電車の中は「人混み」に決まっています。年末年始の休暇中ですから、時間はたっぷりあります。
《よし、散歩代わりに歩いて行ってみよう。帰りは、重すぎると感じたら電車に乗ることにしても良い》
・・・というわけで、午後の早い時間に歩き出しました。出掛けには雨がまだポツポツ降っていたのですが、やがて止み、青空も見えて来ました。後から考えると、もう五分待ってから出れば傘は持たずに往復できたのです。
《お天道様の気紛れだけは、どうしようも無いなあ》
何年も徒歩では通っていない道です。路面電車の新しい路線に・・・以前は無かった建物やら・・・廃業した映画館やら・・・時の経過と言うか、時代の大きな流れを感じてしまいます。
商業施設は、昔と変わらない場所にありました。改築したようで、見覚えの無い入り口が幾つもあります。店の制服を着た警備員に訊いてみました。
「済みません。〇〇売り場は、どこから入ると近いんでしょうか」
「あ、お客さん、ご存じなかったんですか。〇〇売り場は、午前中だけ駐車場に立つんです。ご面倒でも、明日の朝、来てください。正午には閉店しますから、お早めに」
「ええっ、そうだったんですか」
「インターネットでも広報してますけどねえ」
「いや、検索してみようとは、思い付きませんでした」
仕方がありません。翌朝、出直すことにします。必需品ですが、急を要することではなかったのが不幸中の幸いです。
《いつもとは違う道を散歩した、と思えば良いや》
後で地図を見て計算してみたら、往復して二時間半足らず、平均時速7.5kmで歩いていました。体調は、申し分ありません。
《明日は、帰りの道は、荷物が重いからもっと時間が掛かるだろうな》
今朝までのフランスのCovid-19情報
感染者数
PCR検査と抗原検査で陽性の人の数は、
土曜日の夜までに累計255万0864名。前日比、+0万3093名。
日曜日の夜までに累計255万9686名。前日比、+0万8822名。
月曜日の夜までに累計256万2646名。前日比、+0万2960名。
感染者数が減っているように見えますが、
「クリスマスから週末に掛けては検査数が少なかった」ために
「今週半ばには数値が高くなる可能性が大きい」
のだそうです。そして、検査数の詳しい数字が出ていません。
火曜日と水曜日の夜までの数字がどうなるか、心配です。杞憂だと良いのですが。
死者数
死者数は、
土曜日の夜までに累計6万2573名。前日比、+146名。
日曜日の夜までに累計6万2746名。前日比、+173名。
月曜日の夜までに累計6万3109名。前日比、+363名。
入院患者数
入院患者数は、火曜日の朝、2万4678名。前日比、+25名。
このうち救命治療室の収容者数は、2703名。前日比、+44名。
恢復して退院した人の数
無事に恢復して退院できた人の数は、火曜日の朝、19万0722名。前日比、+781名。
今朝までの情報
ヨーロッパのメディアは、
〈英国のEU離脱交渉が12月24日に一応纏まったこと〉と
〈Covid-19に効くというワクチン〉
の話題で一杯です。
フランスは、ヨーロッパで一番、「ワクチン不信率」が高いのだそうです。
今朝の街
夜明け前に大雨の音。F爺が起き出した頃には小止みになり、出掛けた時には上がっていました。昨日から決めていた通り、まだ薄暗いうちに青物市場に行き、その後すぐに、昨日のうちには出来なかった買い物をしに、歩いて遠出しました。
青物市場
時間が早かったせいかもしれませんが、アラブ人やトルコ人がやっている店は、どこも、客に自分で商品を択ばせていました。
《自分で択べるって、幸せなことだなあ・・・》
三軒で数品ずつ野菜と果物を買いました。少量の買い物なのに、どの露天商も愛想よく応対してくれました。
キリスト教徒でない商人たちにとっては、
「先週末は、自分たちとは関係の無いお祭りのせいで休業させられた。ただ収入が減るだけだから迷惑。でも、そのことを承知の上で移民して来た者としては、文句を言うことは出来ない」
のだそうです。
みんな
〈F爺さんも非キリスト教徒だ〉
と知っているから、ぼやきを聞いてもらっても告げ口などされることは無いと安心しているようです。
遠出
午前中に昨日と同じ道を歩いて往復しましたが、新しい建物などを見ても珍しいとは思わないせいか、帰宅してみると、昨日よりも短い時間しか掛かっていませんでした。昨日は、
《この建物は、何だろう》とか
《ガード下を潜るのは、もっと先だったかな》
などと思っていた時に、我知らず、歩く速度が落ちていたのでしょう。
往路ではごく僅かだった青空が、復路ではぐーっと広がっていました。
《これで、マスクをしている人がいなければ、「普通」の生活に見えるんだけど》
さて、コロナ禍の最中の大晦日は?
今年も押し迫りました。大晦日(おおみそか)まで、あと二日です。夜中の12時の爆竹は、例年通りなのでしょうか。少しは控え目になるのでしょうか。どちらにしても、夜中に轟音で起こされるのは真っ平御免ですから、31日は、早寝は出来ません。
F爺の住んでいるバ・ラン県の地元紙のサイトによると、当県の女知事は、
〈大晦日に大人数が集まるという情報を得たら通報してください〉
と公に言っているそうです。
密告は、フランスでも、逆恨みされます。大人数で集まる計画を立てている人がどのくらいいるのかは知り得ませんが、「通報」する人が多数出て来るとは、ちょっと思えません。