大相撲力士の度重なるCovid-19軽視行動と出場停止などの処分
- 2021/05/28
- 18:26
(「富山市呉羽地区の住民の反応」の項に追記があります)
相撲は、「接触スポーツ」の典型です。
〈マスクをして四股を踏み、手を消毒してから立ち合いをする〉
なんていう図は、漫画のネタにはなるかもしれませんが、現実の光景としては考えられません。
このコロナ禍で何とか本場所開催を続ける相撲協会の苦労は、物理的にも心理的にも大変なものでしょう。
それだけに、Covid-19感染・拡散・蔓延を極力避けようとする協会の努力を水の泡にしかねない一部の力士の行状には、呆れ果てます。
阿炎
「阿炎」と書いて、「あえん」でも「あほのお」でもなく、「あび」と読ませる奇妙な四股名の幕内力士が、無謀で無責任な違反外出を何度も繰り返して、2020年7月場所から出場停止処分。当然、番付ががくんがくんと下がりました。その期間が明けて、神妙な顔で幕下からやり直し。来場所は、やっと十両に戻れそうだということです。
相応の罰を受けたわけです。
竜電
阿炎の前例がある以上、他の力士は馬鹿なことはしないだろうと思っていたのですが、高田川部屋の竜電という幕内力士が、2021年5月場所で全休。おや、どうしたんだろう。怪我でもしていたんだろうか。
次第に事情が明るみに出て来て、言語道断な動機で規律違反を本場所中も頻繁に繰り返したことが判明し、この5月場所から起算して3場所出場停止という処分だそうです。阿炎と同様、幕下からやり直すことになります。
高田川部屋って、コロナ死したあの勝武士というお相撲さんのいた部屋ですよね。弟(おとうと)弟子(でし)がCovid-19で亡くなっているのに、他の力士の命に危険を及ぼす行動は、あまりにも軽率です。厳罰を受けて当然です。
師匠の高田川親方(= 元・安芸乃島)も、監督不行き届きということで「六ヵ月間20%の給与減額処分」を受けたそうです。
竜電は、親方にも多大な迷惑を掛けて、何をどう自覚しているのでしょうか。
朝乃山
阿炎に次いで竜電。これだけ悪しき前例を二つも目の前にして、まともな精神状態の力士には違反外出は出来ないはずでしたが・・・大関の朝乃山がそれをやってのけたそうですね。
某週刊誌に違反外出・夜中過ぎまでのキャバクラ通いをすっぱ抜かれ、「事実無根」だと嘘を吐いた揚句、隠しきれなくなって白状したということです。馬鹿者めが。
三例目だし、大関という地位もあることだし、阿炎と竜電を上廻る厳しい処分が下(くだ)ることは必至です。引退勧告もあり得ます。少なくとも「3場所を超える出場停止」と「5ヶ月を超える50%(かそれ以上)の減給」は、逃れられないでしょう。
富山市呉羽地区の住民の反応
ここへ来て、朝乃山の出身地である富山市の「呉羽地区自治振興会」の反応がF爺には解せません。なんと、減刑歎願を・・・じゃなかった・・・「処分軽減嘆願」を準備していて、5月26日までに約1000名の署名が集まっているという報道(*)です。
(*) この記事には、情報源のリンクを一切貼りません。日本語圏では周知のことのようですから、貼る意味がありません。
追記 2021年5月29日
最新の報道によると、歎願の署名は28日までに「約8500名」分集まったとのことです。
さらに〈追加で千人ほどの署名を発送した〉とも出ていますが、例によって無責任話法の濫用のため誰がどんな方法でどこへ発送したのかは判りません。
集まった署名を六月上旬に郵送すると書いてあります。さて、かつて2010年に発覚した野球賭博事件で大関琴光喜と大嶽親方に解雇処分を下した相撲協会は、今回は、大関朝乃山にどんな処分を決めるのでしょうか。
万が一、相撲協会が歎願にほだされて「阿炎と竜電よりも軽い処分」などしたら、信用が丸潰れです。世界中から囂々(ごうごう)たる非難を浴びます。受け容れるわけがありません。
「引退勧告・解雇だけは、勘弁してやってくれ」
とだけ歎願するのなら、まあ、分かりますが。
歎願書の全文がどうなっているのか知る手立てがF爺にはありませんから、内容について憶測を逞しくすることは致しませんが、郷土出身の力士だからと言って、甘やかすのは間違っています。
共犯の「某スポーツ紙の記者」
件の週刊誌の報道によると、「某スポーツ紙の記者」がキャバクラで朝乃山と同席していて、週刊誌記者を恫喝したということです。
それが事実だとしたら、そのスポーツ紙の名前と記者の実名は、いつ明らかになるのでしょうか。その新聞記者には、朝乃山と同等の処分が下(くだ)って欲しいものです。
相撲は、「接触スポーツ」の典型です。
〈
なんていう図は、漫画のネタにはなるかもしれませんが、現実の光景としては考えられません。
このコロナ禍で何とか本場所開催を続ける相撲協会の苦労は、物理的にも心理的にも大変なものでしょう。
それだけに、Covid-19感染・拡散・蔓延を極力避けようとする協会の努力を水の泡にしかねない一部の力士の行状には、呆れ果てます。
阿炎
「阿炎」と書いて、「あえん」でも「あほのお」でもなく、「あび」と読ませる奇妙な四股名の幕内力士が、無謀で無責任な違反外出を何度も繰り返して、2020年7月場所から出場停止処分。当然、番付ががくんがくんと下がりました。その期間が明けて、神妙な顔で幕下からやり直し。来場所は、やっと十両に戻れそうだということです。
相応の罰を受けたわけです。
竜電
阿炎の前例がある以上、他の力士は馬鹿なことはしないだろうと思っていたのですが、高田川部屋の竜電という幕内力士が、2021年5月場所で全休。おや、どうしたんだろう。怪我でもしていたんだろうか。
次第に事情が明るみに出て来て、言語道断な動機で規律違反を本場所中も頻繁に繰り返したことが判明し、この5月場所から起算して3場所出場停止という処分だそうです。阿炎と同様、幕下からやり直すことになります。
高田川部屋って、コロナ死したあの勝武士というお相撲さんのいた部屋ですよね。弟(おとうと)弟子(でし)がCovid-19で亡くなっているのに、他の力士の命に危険を及ぼす行動は、あまりにも軽率です。厳罰を受けて当然です。
師匠の高田川親方(= 元・安芸乃島)も、監督不行き届きということで「六ヵ月間20%の給与減額処分」を受けたそうです。
竜電は、親方にも多大な迷惑を掛けて、何をどう自覚しているのでしょうか。
朝乃山
阿炎に次いで竜電。これだけ悪しき前例を二つも目の前にして、まともな精神状態の力士には違反外出は出来ないはずでしたが・・・大関の朝乃山がそれをやってのけたそうですね。
某週刊誌に違反外出・夜中過ぎまでのキャバクラ通いをすっぱ抜かれ、「事実無根」だと嘘を吐いた揚句、隠しきれなくなって白状したということです。馬鹿者めが。
三例目だし、大関という地位もあることだし、阿炎と竜電を上廻る厳しい処分が下(くだ)ることは必至です。引退勧告もあり得ます。少なくとも「3場所を超える出場停止」と「5ヶ月を超える50%(かそれ以上)の減給」は、逃れられないでしょう。
富山市呉羽地区の住民の反応
ここへ来て、朝乃山の出身地である富山市の「呉羽地区自治振興会」の反応がF爺には解せません。なんと、
(*) この記事には、情報源のリンクを一切貼りません。日本語圏では周知のことのようですから、貼る意味がありません。
追記 2021年5月29日
最新の報道によると、歎願の署名は28日までに「約8500名」分集まったとのことです。
さらに〈追加で千人ほどの署名を発送した〉とも出ていますが、例によって無責任話法の濫用のため誰がどんな方法でどこへ発送したのかは判りません。
集まった署名を六月上旬に郵送すると書いてあります。さて、かつて2010年に発覚した野球賭博事件で大関琴光喜と大嶽親方に解雇処分を下した相撲協会は、今回は、大関朝乃山にどんな処分を決めるのでしょうか。
万が一、相撲協会が歎願にほだされて「
「引退勧告・解雇だけは、勘弁してやってくれ」
とだけ歎願するのなら、まあ、分かりますが。
歎願書の全文がどうなっているのか知る手立てがF爺にはありませんから、内容について憶測を逞しくすることは致しませんが、郷土出身の力士だからと言って、甘やかすのは間違っています。
共犯の「某スポーツ紙の記者」
件の週刊誌の報道によると、「某スポーツ紙の記者」がキャバクラで朝乃山と同席していて、週刊誌記者を恫喝したということです。
それが事実だとしたら、そのスポーツ紙の名前と記者の実名は、いつ明らかになるのでしょうか。その新聞記者には、朝乃山と同等の処分が下(くだ)って欲しいものです。