論理破綻王「ひろゆき」は自分の矛盾に本当に気付かないのか

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負け御玉杓子「ひろゆき」の繰り出す
「数だけは多いが下手過ぎて的に当たるわけの無い鉄砲」
による「攻撃のつもり」に対する反撃ネタはいくつもあるのですが、当ブログの記事〈負け御玉杓子「ひろゆき」の悪あがき〉に届いた神谷俊成さん(*)からのコメントがちょうどその一つを話題になさっています。

(*) 追記 2022年5月27日

「神谷俊成」と名乗ったこの投稿者は、後にネット・ゴキブリ認定しました。そのため、敬称の「さん」に打ち消し線を引きました。「さん」以外の敬語を敢えて原文のまま残したため、文体が不自然になりました。ご海容ください。


お寄せくださったコメントを引用して今日の記事を書くことにしました。

コメントの後半を引用します。但(ただ)し、色分けと太字は、F爺が勝手に施しました。

*****
(・・・)
[ひろゆきの]此度の小島先生とのやり取りについても、そもそもの議題は、
デンベレとグリーズマンの言動は、差別的・侮蔑的な意図に基づくものか
ということであったはずなのですが、ひろゆきはその点に関しては最早何も語っておりません。「putain」という一語の解釈において、一箇所でも小島先生の論に瑕疵を見つけられればそれでよし、と考えているのです。

ところで、ひろゆきがマクロン氏が「putain」という語を用いたことを以て、自説の補強としている点につき大いに疑問を覚えます。

私はフランス語を解しませんが、「国立行政学院出身の知的エリートと見られていた氏が、『putain』という語を使ったことが、氏のパブリックイメージに反していて面白かった」ゆえフランス人の笑いを誘ったものと推察致します。

この前提となるのは、「『putain』という語は、知識人・教養人に似つかわしくない」という一般的認識です。

即ちひろゆきが再三言及している動画は、「『putain』という語は下品な言葉、卑語である」ことの裏付けにしかなっておらず、自説への反証でしかないと思われますが、小島先生はどうお考えでしょうか。

*****

神谷俊成さんのおっしゃる通りです。

[1]「マクロン氏の年齢の人が『putain』という語を使った」
→「ひろゆき」の主張に反して「この言葉は、若者言葉ではない」ことの証明になっている。

[2]「動画を見てフランス語圏のあらゆる年齢の人が笑った」
→これも「ひろゆき」の主張に反して「この言葉は、若者言葉ではない」ことの証明。

[3]【フランス語圏のあらゆる年齢の人が笑ったのは、「『putain』という語は、知識人・教養人に似つかわしくない」という一般的認識があるから】
→「『putain』という語は下品な言葉、卑語である」ことの証明。

(→ついでに言えば、これは、「『俗語として使用して問題なし』という堀茂樹の主張は、事実無根だ」ということの証明にもなっている)

どの点を見ても、「ひろゆき」の主張が悉(ことごと)く間違いであることの証明なのです。

どのみち、この動画が無かったとしても、フランス語の基礎の基礎を知らない「ひろゆき」の出る幕ではないのです。

「ひろゆき」は、本当に自分の論理の完全な破綻に、矛盾に、気が付いていないのでしょうか。

そして、「ひろゆき信者」とかいう連中には、「教祖様」の論理不在性と卑劣さと邪悪さが本当に見えていないのでしょうか。
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