フランスの折り紙「salièreサリエール / 塩入れ」

9月28日付けの一本目の記事です。

当ブログの記事〈折り紙教室の宣伝をする機会が天から降って来た〉に池坂夏樹さんから多数のコメントが届いています。

そのうちの9月27日付けのものに、こう書いてありました。前半の橙色の文字にした部分は、F爺の返信の一部の引用で、後半の青い文字の部分が池坂夏樹さんの文章です。

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〉この折り紙は、フランスにも昔からあります。Salièreという名前で「塩を入れる小さな容器」のことです。パクパクさせるなら指を入れる部分を上に向けてテーブルに置き、塩、胡椒、唐辛子などを少量ずつ入れて供する「食卓用の塩入れ」に見立てるのです。

オシャレな名称ですね！
そして、そのような様々な調味料を一緒に入れられる容器を、見たことも使ったこともなかったので、衛生面は少し気になりますが、一度折り紙で実際に入れてやってみようと思います。
ちなみに我が家では、子供が指を入れて、怪獣の口に見立てて動かして私を襲う玩具として使っているため、消耗が激しいです。
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ああ、そう言われてみれば・・・と気が付きました。フランスの食卓で時々見かける「塩などの調味料を少量ずつ入れる陶器の容器」は、日本では見たことがありません。

画像を見てみたい方は、「salière en porcelaine」で検索してみてください。フランス語の文字「è」を「e」で置き換えても、同じサイト群がヒットします。

二種類の調味料を入れるもの、三種類、四種類、五種類の調味料を入れるものなど、いろいろあります。塩、胡椒、芥子、マヨネーズなどを取り合わせて供し、各自が好きなものを好きなだけ取り分けることが出来るようにするのです。

折り紙の「パックンチョ」をこの用途に使って遊ぶのだったら、水分の多いものは、いけませんね。塩と白胡椒と黒胡椒と唐辛子の組み合わせあたりが妥当なところでしょうか。カレー粉を入れる人もいるかもしれません。