マクロンのテレビ演説に野党と労組が猛反発
- 2023/03/23
- 03:42
3月22日の13時から、フランスのTF1とFrance2の二つの局から、今回の年金制度改革法案の強権発動による成立に関して、フランス大統領マクロンのテレビ演説がありました。
マクロンは、
【国家として必要な改革だから、万難を排して成立させた。当然のことだ】
と言い、【政府の行動は正当だった】と主張しました。
「左」と「極右」の野党と労働組合連合が一斉に猛反発しています。
Le Figaroル・フィガロ紙のサイトなどが速報を出しています。
野党の政治家や労働組合連合の代表者が
〈マクロンは、国民の不満を煽る快楽放火犯だ〉
などの激しい言葉で不満を表明しています。
フランス時間で明日の(= 日本時間では既に「今日」の)ゼネストがどうなるか、メディアも、政治家も、国民の一人一人も、固唾を呑んでいます。
一部のガソリン・スタンドで給油が出来なくなる可能性もあるということです。
「長く働かされる上に受給額も減ってしまう」
のですから給料生活者が不満なのは、当然です。
しかし、現行の制度を続けたら、他の国々との経済競争に負け、財源不足で年金制度そのものが破綻してしまうのは、どうしようも無い現実なのです。
野党が実現可能な代替案を示さないで「反対」「反対」とばかり連呼するのは、政治病理現象です。フランスだけの特殊事情ではありませんが。
マクロンは、
【国家として必要な改革だから、万難を排して成立させた。当然のことだ】
と言い、【政府の行動は正当だった】と主張しました。
「左」と「極右」の野党と労働組合連合が一斉に猛反発しています。
Le Figaroル・フィガロ紙のサイトなどが速報を出しています。
野党の政治家や労働組合連合の代表者が
〈マクロンは、国民の不満を煽る快楽放火犯だ〉
などの激しい言葉で不満を表明しています。
フランス時間で明日の(= 日本時間では既に「今日」の)ゼネストがどうなるか、メディアも、政治家も、国民の一人一人も、固唾を呑んでいます。
一部のガソリン・スタンドで給油が出来なくなる可能性もあるということです。
「長く働かされる上に受給額も減ってしまう」
のですから給料生活者が不満なのは、当然です。
しかし、現行の制度を続けたら、他の国々との経済競争に負け、財源不足で年金制度そのものが破綻してしまうのは、どうしようも無い現実なのです。
野党が実現可能な代替案を示さないで「反対」「反対」とばかり連呼するのは、政治病理現象です。フランスだけの特殊事情ではありませんが。