トルコの独裁者エルドアンに没落の徴候
- 2023/03/31
- 21:23
2023年3月31日付けのLe Mondeル・モンド紙が第一面の一部と第二面と第四面にトルコを主題にした記事を載せています。
第二面の記事は、Nicolas Bourcier氏の署名で、5月14日のトルコの総選挙を控えた独裁者エルドアンの政治生命の終焉の徴候に焦点を当てています。
【トルコ国内の世論調査によると、2月6日の大震災以来、エルドアンの支持率は、日に日に下がる一方】
【野党連合の推すKemal Kılıçdaroğluケマル・クルチュダルオール氏のほうがエルドアンよりも3~6%人気が高い。「決選投票を待たずに一回目の投票でKılıçdaroğluクルチュダルオール氏が次期大統領に当選する」という予想さえ出ている】
【公には何も発表していないが、トルコは、米欧諸国がロシアへの輸出を禁じている産品の運搬をしなくなっており、ロシア人の所有する航空機への燃料供給も止めている。米国から水面下の圧力が強く掛かっているとしか考えられない】
【シリアの独裁アサド政権との関係もくすぶったまま。プーチンは「エルドアンが再選を果たす可能性は小さい」と見限っているのではないか】
・・・といった報道になっています。
1970年代以来トルコと深く関わって来たF爺は、エルドアンとその一味が完全に失脚しない限りトルコ共和国に未来は無いと見ています。
第二面の記事は、Nicolas Bourcier氏の署名で、5月14日のトルコの総選挙を控えた独裁者エルドアンの政治生命の終焉の徴候に焦点を当てています。
【トルコ国内の世論調査によると、2月6日の大震災以来、エルドアンの支持率は、日に日に下がる一方】
【野党連合の推すKemal Kılıçdaroğluケマル・クルチュダルオール氏のほうがエルドアンよりも3~6%人気が高い。「決選投票を待たずに一回目の投票でKılıçdaroğluクルチュダルオール氏が次期大統領に当選する」という予想さえ出ている】
【公には何も発表していないが、トルコは、米欧諸国がロシアへの輸出を禁じている産品の運搬をしなくなっており、ロシア人の所有する航空機への燃料供給も止めている。米国から水面下の圧力が強く掛かっているとしか考えられない】
【シリアの独裁アサド政権との関係もくすぶったまま。プーチンは「エルドアンが再選を果たす可能性は小さい」と見限っているのではないか】
・・・といった報道になっています。
1970年代以来トルコと深く関わって来たF爺は、エルドアンとその一味が完全に失脚しない限りトルコ共和国に未来は無いと見ています。