生存信号 2023年5月29日

トルコの大統領選

起き抜けに、山歩きの相棒たちからトルコの大統領選の結果を訊かれました。F爺がそれを気にして夜遅くまで起きていたことを知っているのです。

「権力中毒患者がもう5年、権力の座に居座ることになったよ。〈そのうちに暗殺されなければ〉だけどね」
「やっぱりそうか。独裁政権がありとあらゆる細工をして結果を捻じ曲げたんだろうね」
「そうとしか考えられない」

相棒たちは、トルコの政情に特に関心があるわけではないのですが、F爺がトルコの少数民族諸言語の研究者であることは、知り合った当初から知っているのです。

洗顔・清拭(せいしき)の最中、浮かない顔をしていたF爺を元気付けようと、二人でいろいろ楽しい話題を探してくれました。

ペンテコスタ

ところで今日は、「ペンテコスタの月曜日」です。朝食時に、相棒たちに質問を仕掛けてみました。

F「ペンテコスタって何?」
A「良く知らない。名前だけは子供の頃から聞いてるけど、俺、宗教心は全然無いんだ」
B「宗教上のお祭りなんて、復活祭とクリスマスぐらいしか期日も頭に入らないなあ。毎週教会に通うほど信心深い人なんて、周りにはいない」
A「あ、もしかしたら、F爺さんは、答えを知ってて俺たちが知ってるかどうか訊いたの?」

若い人と宗教の話をすると、大概こうなるのです。アルザス地方も、宗教離れが進んでいます。神父も牧師も、なりたがる若い人がごく少ないため、一人でいくつもの教区を掛け持ちするのが普通になっています。

昨夜書き上げた記事

昨夜トルコの大統領選の結果を待つ間に書き上げた記事も、「スマホ休み」を利用して、掲載します。数分お待ちください。