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日本
「日本」は「にほん」とも「にっぽん」とも言います。元のnit ponという漢字音には「にっぽん」が近いのですが、今では「にほん」ということの方が多いように思います。「にほん」という読み方の成立経過については、どのようにお考えでしょうか。
出羽も元は「いでは」
思い込みは怖いもので、冷や汗たらたらです。訂正しなくては。。。
あのコメントをして、小島先生の返信を読んで、「<羽>の漢字を教えるときに<わ>の読みを教えた覚えがない」ことに思い至りました。
手元の岩波の紙辞書と複数のネット辞書で調べたところ、読み方は「う・はね・は」とありました。岩波の辞書には「出羽(でわ)」の略称、との記述もありました。
正しい読み方は、
いっぱ、にわ、さんば、よんわ、ごわ、ろっぱ、ななわ、はっぱ、きゅうわ、じっぱ
でしょうか。
(過去の記事で読み飛ばしがあったら、繰り返しの確認になってしまって申し訳ないのですが、上の記事にない<四>で、まだ迷っております。「ん」の後ならば、「さんば」と同じく「よんば」?とも感じますし)
「出羽」も昔は「いでは」だったとの記事も読みました。「羽」と書いて「わ」と読ませることが、日本語の変化の結果だとは、今まで考えたこともありませんでした。
https://kotobank.jp/word/%E5%87%BA%E7%BE%BD%E6%9F%B5%28%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AE%E3%81%8D%29-1505054
出典は秋田魁新報の書籍になっています。中日新聞にはアルザス便りがないのが残念です。
きちんと調べること、分からないときは確認することが大切だなあと、改めて感じました。
あのコメントをして、小島先生の返信を読んで、「<羽>の漢字を教えるときに<わ>の読みを教えた覚えがない」ことに思い至りました。
手元の岩波の紙辞書と複数のネット辞書で調べたところ、読み方は「う・はね・は」とありました。岩波の辞書には「出羽(でわ)」の略称、との記述もありました。
正しい読み方は、
いっぱ、にわ、さんば、よんわ、ごわ、ろっぱ、ななわ、はっぱ、きゅうわ、じっぱ
でしょうか。
(過去の記事で読み飛ばしがあったら、繰り返しの確認になってしまって申し訳ないのですが、上の記事にない<四>で、まだ迷っております。「ん」の後ならば、「さんば」と同じく「よんば」?とも感じますし)
「出羽」も昔は「いでは」だったとの記事も読みました。「羽」と書いて「わ」と読ませることが、日本語の変化の結果だとは、今まで考えたこともありませんでした。
https://kotobank.jp/word/%E5%87%BA%E7%BE%BD%E6%9F%B5%28%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AE%E3%81%8D%29-1505054
出典は秋田魁新報の書籍になっています。中日新聞にはアルザス便りがないのが残念です。
きちんと調べること、分からないときは確認することが大切だなあと、改めて感じました。
Re: 日本
Re: 出羽も元は「いでは」
MAさん
「一羽、二羽・・・」の伝統の読み方は、お考えの通り
「いっぱ、にわ、さんば、よんわ、ごわ、ろっぱ、ななわ、はっぱ、きゅうわ、じっぱ」
です。
しかし、言語は時代と共に移ろうものですから、ある時期に別の言い方が大勢を占めるようになれば、そちらが「正しい」ことになります。但し、新しい言い方が「下品」「乱暴」「無教養」などと見做されるようであれば、数が多くても「間違い」と見做されます。
F爺が日本に住んでいた頃、すでに「いっぱ」「ろっぱ」「はっぱ」を「いちわ」「ろくわ」「はちわ」と言う人が出現していました。その頃「じゅうわ」を聞いた記憶はありません。
「さんば」を「さんわ」という人が出て来たのも、「いちわ」や「はちわ」よりもずっと後のことのはずです。
伝統の読み方では、撥音の「ん」で終わる音読みの漢数字「三」「千」「万」の後で「ば」になります。「よん」は、音読みではありませんから、別扱いです。「死」と同音の音読みの「し」を避けるために生まれたもので、元々例外なのです(迷信深くない人でも、生きている人を数える時に「四人(よにん)」を「しにん」と読むことはありません)。
「一羽、二羽・・・」の伝統の読み方は、お考えの通り
「いっぱ、にわ、さんば、よんわ、ごわ、ろっぱ、ななわ、はっぱ、きゅうわ、じっぱ」
です。
しかし、言語は時代と共に移ろうものですから、ある時期に別の言い方が大勢を占めるようになれば、そちらが「正しい」ことになります。但し、新しい言い方が「下品」「乱暴」「無教養」などと見做されるようであれば、数が多くても「間違い」と見做されます。
F爺が日本に住んでいた頃、すでに「いっぱ」「ろっぱ」「はっぱ」を「いちわ」「ろくわ」「はちわ」と言う人が出現していました。その頃「じゅうわ」を聞いた記憶はありません。
「さんば」を「さんわ」という人が出て来たのも、「いちわ」や「はちわ」よりもずっと後のことのはずです。
伝統の読み方では、撥音の「ん」で終わる音読みの漢数字「三」「千」「万」の後で「ば」になります。「よん」は、音読みではありませんから、別扱いです。「死」と同音の音読みの「し」を避けるために生まれたもので、元々例外なのです(迷信深くない人でも、生きている人を数える時に「四人(よにん)」を「しにん」と読むことはありません)。
No title
>「十羽(じっぱ)」を「*じゅっぱ」、「十点(じってん)」を「*じゅってん」と言う人が、昔はごく少なかったのに、最近多くなっています。
これは私の体験とは全く異なります。私は横浜育ちで小島さんと同年配ですが、子供のころから十羽、十点は常に「じゅっぱ」「じゅってん」であり、「じっぱ」「じってん」と言った記憶はありませんし、周囲から「十」の読み方について注意を受けたこともありません。
というより、「十」の読み方の選択肢は「じゅう」か「じゅっ」のどちらかだけで「じっ」という選択肢は今も全くありません。「品目」「ヘクタール」「平米(へいべい)」なども後ろが/p/ではなく/h/であるにもかかわらず、「じゅっ」のように発音することもあります。
もちろん、「十」が歴史的仮名遣いで「じふ」であること、そこから「じゅう」や「じっ」は出てきても「じゅっ」は出てこないはずだということは、中国や朝鮮の漢字音との対応を含めて理解しています。しかし、「じゅっ」という言い方は身に沁みついていて、使うべきでないときにも気が緩むと出てきます。「十着」「十進法」は「じゅっ」でも変換できますが、「じっ」でないと変換できない「十戒」「十干」まで「じゅっ」と言いそうになることがあります。昔は「十返舎一九」まで「じゅっぺんしゃ」と言っていた記憶があります。
私としては、「じゅっ」が正しいという気はさらさらありませんが、「じゅっ」がかなり古くから私の育った地域では普及してことは確かと思っています。
これは私の体験とは全く異なります。私は横浜育ちで小島さんと同年配ですが、子供のころから十羽、十点は常に「じゅっぱ」「じゅってん」であり、「じっぱ」「じってん」と言った記憶はありませんし、周囲から「十」の読み方について注意を受けたこともありません。
というより、「十」の読み方の選択肢は「じゅう」か「じゅっ」のどちらかだけで「じっ」という選択肢は今も全くありません。「品目」「ヘクタール」「平米(へいべい)」なども後ろが/p/ではなく/h/であるにもかかわらず、「じゅっ」のように発音することもあります。
もちろん、「十」が歴史的仮名遣いで「じふ」であること、そこから「じゅう」や「じっ」は出てきても「じゅっ」は出てこないはずだということは、中国や朝鮮の漢字音との対応を含めて理解しています。しかし、「じゅっ」という言い方は身に沁みついていて、使うべきでないときにも気が緩むと出てきます。「十着」「十進法」は「じゅっ」でも変換できますが、「じっ」でないと変換できない「十戒」「十干」まで「じゅっ」と言いそうになることがあります。昔は「十返舎一九」まで「じゅっぺんしゃ」と言っていた記憶があります。
私としては、「じゅっ」が正しいという気はさらさらありませんが、「じゅっ」がかなり古くから私の育った地域では普及してことは確かと思っています。
Re: No title
粉雪さん
生まれ育った地域と環境によって言語体験が異なるのは、当然のことです。既習言語・方言の種類と数によって異言語・異方言の聞こえ方も違います。
「『田舎訛り』を少しでも出せば嘲笑される時代に標準語を一刻も早く身に着けようとしてぴりぴり神経を尖らせながら自分の話し方と周りのさまざまな東京人の話し方を時々刻々比べる東北人」と「周りの人の話し方を気にする必要に迫られることの無い横浜人」とでは、耳の澄ませ方も違います。
F爺が「1964年に東京に移住して初めて聞いたごく僅かの例外」は、「かなり古くから[粉雪さん]の育った地域では普及して」いたわけですね。
もしかすると、粉雪さんの生まれ育った辺りが「じゅっ」の発祥地ということもあり得ますよ。
予告していた通り「『じっぽん』と『*じゅっぽん』http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-657.html」という記事を立てました。
生まれ育った地域と環境によって言語体験が異なるのは、当然のことです。既習言語・方言の種類と数によって異言語・異方言の聞こえ方も違います。
「『田舎訛り』を少しでも出せば嘲笑される時代に標準語を一刻も早く身に着けようとしてぴりぴり神経を尖らせながら自分の話し方と周りのさまざまな東京人の話し方を時々刻々比べる東北人」と「周りの人の話し方を気にする必要に迫られることの無い横浜人」とでは、耳の澄ませ方も違います。
F爺が「1964年に東京に移住して初めて聞いたごく僅かの例外」は、「かなり古くから[粉雪さん]の育った地域では普及して」いたわけですね。
もしかすると、粉雪さんの生まれ育った辺りが「じゅっ」の発祥地ということもあり得ますよ。
予告していた通り「『じっぽん』と『*じゅっぽん』http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-657.html」という記事を立てました。
省エネ読み
はじめまして。教師をしております内山と申します。子供達に鳥の数え方をどう教えるか悩んでいる時に、こちらの記事に辿り着きました。
元号が令和に変わり、日本語を学ぶ外国人も増えている今、下記リンクの記事の最後にある“省エネ読み”の方向に進むべきなのか。それとも、あくまでも伝統にこだわるべきなのか。数日間、真剣に悩みました。そして、言葉は時代と共に変化することを伝えるために、あえて全部教えようと思っているところです。
例えば、十羽なら、【正しくは「じっぱ」ですが、今は「じゅうわ」という言い方に変わりつつあります。「じゅっぱ」という言い方は正しくはありませんが、使っている人がたくさんいます。】という具合です。
子供が混乱するとか、学習量が増えると負担になるなどの意見も多いのですが、私は小島先生の記事を読ませて頂いて、逆にそこが言葉の面白さだと気付かされました。
言葉は言葉そのものが生き物なのかもしれませんね。いろいろと考えさせられました。ありがとうございます。
『NHKの放送研究と調査 JUNE 2010 67』
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/kotobax3/pdf/061.pdf#search=%27%E4%BD%95%E7%BE%BD+%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%B0+%E3%81%AA%E3%82%93%E3%82%8F%27
元号が令和に変わり、日本語を学ぶ外国人も増えている今、下記リンクの記事の最後にある“省エネ読み”の方向に進むべきなのか。それとも、あくまでも伝統にこだわるべきなのか。数日間、真剣に悩みました。そして、言葉は時代と共に変化することを伝えるために、あえて全部教えようと思っているところです。
例えば、十羽なら、【正しくは「じっぱ」ですが、今は「じゅうわ」という言い方に変わりつつあります。「じゅっぱ」という言い方は正しくはありませんが、使っている人がたくさんいます。】という具合です。
子供が混乱するとか、学習量が増えると負担になるなどの意見も多いのですが、私は小島先生の記事を読ませて頂いて、逆にそこが言葉の面白さだと気付かされました。
言葉は言葉そのものが生き物なのかもしれませんね。いろいろと考えさせられました。ありがとうございます。
『NHKの放送研究と調査 JUNE 2010 67』
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/kotobax3/pdf/061.pdf#search=%27%E4%BD%95%E7%BE%BD+%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%B0+%E3%81%AA%E3%82%93%E3%82%8F%27
Re: 省エネ読み
内山先生
当ブログにコメント初投稿、ありがとうございます。
本題
言葉は揺れながら変化して行くものですが、一時的な流行がやがて廃れるということもありますから、新しい言い方がどの程度有力になった場合に「これも正しい」と認めるかは、判断の非常に難しいことです。
また、揺れの状況も複雑です。例えば、「三羽」を伝統の「さんば」でなく「さんわ」と言う人が出現していますが、その人たちも「三羽烏」は、殆どの場合、「さんばがらす」と言い続けています。
「十篇」や「十辺」を伝統の「じっぺん」でなく「じゅっぺん」http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-657.htmlと発音する人が多数いますが、固有名詞の「十返舎一九(じっぺんしゃいっく)」http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-1579.htmlを「じゅっ・・・」と読むのを放置するのはいけません。
「述懐(じゅっかい)」と「十階(じっかい)」「十回(じっかい)」を区別する人が「誤用呼ばわり」されるようなことがあってはいけません。
「伝統の正しい言い方」と「有力な新しい言い方」は、小中学校の段階でも両方教えるのが教育のあるべき姿だとF爺は考えています。内山先生も賛成だとのこと、嬉しいお知らせです。
内山先生のコメントの書き方に賛成できない点がいくつかあります。列挙します。
「省エネ読み」
「省エネ」は、エネルギー消費を出来るだけ減らす「良いこと」です。
「伝統の読み方・言い方を面倒だからと捨てて単純で安易な新しい読み方に乗り換える」のは、果たして「良いこと」でしょうか。F爺は、一方的な価値観を押し付けようとするこの新造語は、採用いたしません。対抗して「怠け者読み」と呼びたいくらいです。
名前欄
「鳥の数え方」をウェブ検索していて当ブログのこの記事に辿り着いたのであればご存じなくて当然のことですが、名前欄の記入事項についてお願いがあります。
実は、当ブログの常連コメント投稿者の中に先生と同姓の方がいらっしゃるのです。一瞬、人違いをしてしまうところでした。
再投稿をお考えの場合、一年半前に掲載したブログ記事〈コメント投稿規定 : 名前欄〉http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-1613.htmlを参照していただければ幸いです。
「はじめまして」
当ブログの記事「はじめまして」http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-771.html
もご一読ください。
当ブログにコメント初投稿、ありがとうございます。
本題
言葉は揺れながら変化して行くものですが、一時的な流行がやがて廃れるということもありますから、新しい言い方がどの程度有力になった場合に「これも正しい」と認めるかは、判断の非常に難しいことです。
また、揺れの状況も複雑です。例えば、「三羽」を伝統の「さんば」でなく「さんわ」と言う人が出現していますが、その人たちも「三羽烏」は、殆どの場合、「さんばがらす」と言い続けています。
「十篇」や「十辺」を伝統の「じっぺん」でなく「じゅっぺん」http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-657.htmlと発音する人が多数いますが、固有名詞の「十返舎一九(じっぺんしゃいっく)」http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-1579.htmlを「じゅっ・・・」と読むのを放置するのはいけません。
「述懐(じゅっかい)」と「十階(じっかい)」「十回(じっかい)」を区別する人が「誤用呼ばわり」されるようなことがあってはいけません。
「伝統の正しい言い方」と「有力な新しい言い方」は、小中学校の段階でも両方教えるのが教育のあるべき姿だとF爺は考えています。内山先生も賛成だとのこと、嬉しいお知らせです。
内山先生のコメントの書き方に賛成できない点がいくつかあります。列挙します。
「省エネ読み」
「省エネ」は、エネルギー消費を出来るだけ減らす「良いこと」です。
「伝統の読み方・言い方を面倒だからと捨てて単純で安易な新しい読み方に乗り換える」のは、果たして「良いこと」でしょうか。F爺は、一方的な価値観を押し付けようとするこの新造語は、採用いたしません。対抗して「怠け者読み」と呼びたいくらいです。
名前欄
「鳥の数え方」をウェブ検索していて当ブログのこの記事に辿り着いたのであればご存じなくて当然のことですが、名前欄の記入事項についてお願いがあります。
実は、当ブログの常連コメント投稿者の中に先生と同姓の方がいらっしゃるのです。一瞬、人違いをしてしまうところでした。
再投稿をお考えの場合、一年半前に掲載したブログ記事〈コメント投稿規定 : 名前欄〉http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-1613.htmlを参照していただければ幸いです。
「はじめまして」
当ブログの記事「はじめまして」http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-771.html
もご一読ください。
Re: Re: 省エネ読み
内山先生
追申です。
>今は「じゅうわ」という言い方に変わりつつあります。
この言い方には、二つの理由で、賛成できません。
[1]「○○つつある」は、「英語の現在進行形の下手な逐語訳」として成立した生硬で不自然な語形です。日本語には、物事の移り変わりを表わす伝統の明晰な言い方がたくさんありますよ。
例えば「泳ぎつつある」と言ったら滑稽です。単純に「泳いでいる」と言えば良いのです。
[2]〈近い将来に「じっぱ」が消えて「じゅうわ」だけになるのは自明のことだ〉という主張になっています。言語の未来の姿は、そんなに簡単に予見できるものではありません。
「舌鼓」「腹鼓」と書いて、一時は「したづつみ」「はらづつみ」という言い方が全盛だったのに、現在は「したつづみ」「はらつづみ」のほうが遥かに優勢になっています。「じっぱ」という伝統の言い方が勢いを盛り返す可能性も無いわけではありませんよ。
追申です。
>今は「じゅうわ」という言い方に
この言い方には、二つの理由で、賛成できません。
[1]「○○
例えば「
[2]〈近い将来に「じっぱ」が消えて「じゅうわ」だけになるのは
「舌鼓」「腹鼓」と書いて、一時は「したづつみ」「はらづつみ」という言い方が全盛だったのに、現在は「したつづみ」「はらつづみ」のほうが遥かに優勢になっています。「じっぱ」という伝統の言い方が勢いを盛り返す可能性も無いわけではありませんよ。
Re: Re: Re: 省エネ読み
小島先生、
投稿する時に、私のいい加減な日本語を直されそうだと思って躊躇したのですが、案の定、ガツンとやられてしまいました。でも、還暦だというのに学生に戻ったような気分を味わうことができて、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
さて、本題の鳥の数え方ですが、私は自信を持って、「いっぱ、にわ、さんば、よんわ、ごわ、ろっぱ、ななわ、はっぱ、きゅうわ、じっぱ」という言い方を伝えて行こうと思います。もし、子供達に「どうして他の言い方と違うの?」と尋ねられたら、言葉の揺れというものについて説明したいと思います。
教師に「正しい言葉を使いなさい。」と言われたら、子供は「間違っててもいいもん。」と反発するでしょう。「どの言葉を使うかは自分次第です。」と言われたら、「正しい日本語を覚えたい。」と言うでしょう。
最初から正しい言い方や間違った言い方について説明するのは、教師にありがちな知識の伝達に過ぎません。言葉というものに対する意識を向上させるためには、子供自身に考えさせることも必要です。
私も小島先生の記事を読ませて頂いて、モヤモヤしていた気分がスッキリ致しました。
日本人のアイデンティティとは何かと問われたら、日本文化を大事にできる心を持っていることです。そう答えたいと思います。
また、機会がありましたら、投稿させて頂きます。ありがとうございました。
追伸
私が投稿する気持ちになったのは、私がこのブログを読ませて頂いた時に、小島先生が私の住む福島県を旅していらっしゃったからです。きっとこれもご縁なのだろうと思いました。
それから、「省エネ読み」ですが、それは私が貼ったリンクの記事の中に書かれていた言葉です。記事を書かれた方がご自分でお考えになったのだと思います。「怠け者読み」が流行れば、それも新しい造語ということになりますね。言葉は本当に面白いです。
投稿する時に、私のいい加減な日本語を直されそうだと思って躊躇したのですが、案の定、ガツンとやられてしまいました。でも、還暦だというのに学生に戻ったような気分を味わうことができて、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
さて、本題の鳥の数え方ですが、私は自信を持って、「いっぱ、にわ、さんば、よんわ、ごわ、ろっぱ、ななわ、はっぱ、きゅうわ、じっぱ」という言い方を伝えて行こうと思います。もし、子供達に「どうして他の言い方と違うの?」と尋ねられたら、言葉の揺れというものについて説明したいと思います。
教師に「正しい言葉を使いなさい。」と言われたら、子供は「間違っててもいいもん。」と反発するでしょう。「どの言葉を使うかは自分次第です。」と言われたら、「正しい日本語を覚えたい。」と言うでしょう。
最初から正しい言い方や間違った言い方について説明するのは、教師にありがちな知識の伝達に過ぎません。言葉というものに対する意識を向上させるためには、子供自身に考えさせることも必要です。
私も小島先生の記事を読ませて頂いて、モヤモヤしていた気分がスッキリ致しました。
日本人のアイデンティティとは何かと問われたら、日本文化を大事にできる心を持っていることです。そう答えたいと思います。
また、機会がありましたら、投稿させて頂きます。ありがとうございました。
追伸
私が投稿する気持ちになったのは、私がこのブログを読ませて頂いた時に、小島先生が私の住む福島県を旅していらっしゃったからです。きっとこれもご縁なのだろうと思いました。
それから、「省エネ読み」ですが、それは私が貼ったリンクの記事の中に書かれていた言葉です。記事を書かれた方がご自分でお考えになったのだと思います。「怠け者読み」が流行れば、それも新しい造語ということになりますね。言葉は本当に面白いです。
Re: Re: Re: Re: 省エネ読み
K.内山先生
迅速なご返信、ありがとうございます。名前欄の記入事項の変更も確認しました。ご理解、ありがとうございます。
>自信を持って、「いっぱ、にわ、さんば、よんわ、ごわ、ろっぱ、ななわ、はっぱ、きゅうわ、じっぱ」という言い方を伝えて行こうと思います。もし、子供達に「どうして他の言い方と違うの?」と尋ねられたら、言葉の揺れというものについて説明したいと思います。
それが正解です。F爺も、日々、大人を相手に、実行しています。
>日本人のアイデンティティとは何かと問われたら、日本文化を大事にできる心を持っていることです。そう答えたいと思います。
F爺は、「日本文化を大事にする・・・」と明確に答えます。「大事にする」前に日本語と日本文化を身に着けていることが前提ですが。
次のコメントを楽しみにお待ちしております。
なお、以下の記事にも目を通していただければ幸いです。
〈させていただきます〉http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-533.html
〈擬似受動態の実例〉http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-282.html
〈「カルロス・ゴーンを逮捕した」と「カルロス・ゴーンが逮捕された」の違い〉http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-1818.html
迅速なご返信、ありがとうございます。名前欄の記入事項の変更も確認しました。ご理解、ありがとうございます。
>自信を持って、「いっぱ、にわ、さんば、よんわ、ごわ、ろっぱ、ななわ、はっぱ、きゅうわ、じっぱ」という言い方を伝えて行こうと思います。もし、子供達に「どうして他の言い方と違うの?」と尋ねられたら、言葉の揺れというものについて説明したいと思います。
それが正解です。F爺も、日々、大人を相手に、実行しています。
>日本人のアイデンティティとは何かと問われたら、日本文化を大事にできる心を持っていることです。そう答えたいと思います。
F爺は、「日本文化を大事にする・・・」と明確に答えます。「大事にする」前に日本語と日本文化を身に着けていることが前提ですが。
次のコメントを楽しみにお待ちしております。
なお、以下の記事にも目を通していただければ幸いです。
〈させていただきます〉http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-533.html
〈擬似受動態の実例〉http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-282.html
〈「カルロス・ゴーンを逮捕した」と「カルロス・ゴーンが逮捕された」の違い〉http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-1818.html